ジェイムズ・エルロイ

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背信の都 上

ジェイムズ・エルロイ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163904641
ISBN 10 : 4163904646
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
429p;19

内容詳細

真珠湾攻撃前夜のLA。日系人一家惨殺事件発生!これは究極の警察小説である。1941年12月。日本との戦争に震えるロサンジェルス。事件に挑むのは日系人鑑識官。『LAコンフィデンシャル』から25年。巨匠が警察小説に帰ってきた!

【著者紹介】
ジェイムズ・エルロイ : 1948年、ロサンジェルス生まれ。10歳のときに何者かに母親を殺害され、以降、作家となるまでアルコールや薬物に依存した生活を送る。1981年、『レクイエム』で作家デビューを果たし、その緻密きわまりないプロットと「英語という言語に暴力をふるう」と評された文体を駆使して孤高のノワール作家としての地位を確立、その影響を受けた作家は数多い

佐々田雅子 : 1947(昭和22)年生まれ。立教大学英米文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    ジェイムズ・エルロイは新作中心に読んでいる作家です。脳内BGM、ムーンライト・セレナーデで一気読みしました。真珠湾攻撃の前後というキナ臭い状態で理解は出来るものの、ジャップと何百回も連呼されると、流石に気分が悪くなります。当時の日系アメリカン人は、大変辛かったんでしょうね。トータルの感想は、下巻読了後に。

  • harass さん

    1941年ロサンゼルスの日系人一家が惨殺され、腕利きの日系調査官が真相を明らかにしようとするとき、真珠湾を攻撃され日本の宣戦布告を受けた米国社会。ロス市警を中心に、それぞれの激しい欲望と野望が暴力と醜聞で彩られるエルロイの最新作。お馴染みの登場人物たちも出てくる。久しぶりに彼の小説を読むがああこれこれとうなずきながらページを捲った。特定の人種への暴力と憎悪が正当化される時代というものの描写に怖れ、痺れる。トガリっぱなしのエルロイの牙は相変わらず。下巻へ。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    ダドリー・スミスだけでなく、バッキ―、リー、ケイ、バズ、クレアなどの暗黒4部作の登場人物が出てきて「久しぶり、お前ら!」状態になるエルロイ新作。真珠湾攻撃で日系人や中国系に憎悪が沸き上がるアメリカ。その中で起きる日系人の切腹事件。だがそれは殺人の匂いがした。しかし、エルロイ作品の男どもはどいつもこいつも女に夢と幻想を見過ぎだな・・・。そしてアシダのバッキ―に対する友情の濃さとまるで好きな人を片思いしている幼馴染を誘惑して探りを入れるようなケイの言動にセンサーが反応してしまった腐女子なのでした^^;

  • ヘラジカ さん

    やはり凄まじい情報量。過去最長の大作に、過去最大級の密度と言っても過言ではないかもしれない。はっきり言って旧LA四部作を読んでいない読者はついていけないのではないだろうか(逆に読んでいると、ブライチャートと友人の日系人のエピソードを思い出して膝を打つことだろう)。完全に『ブラック・ダリア』のネタバレになっている箇所もあるので、時系列的に前の物語だからと言って、こちらを先に読むのはあまりオススメ出来ない。上巻前半は少し緩やかだが、依然として惹きつける力を持っている。読み始めるとなかなかやめられない。下巻へ。

  • 鱒子 さん

    図書館本。新暗黒のLA4部作の第1巻。旧4部作でフェードアウトしていったキャラたちが戻って来た!まだ登場してないキャラもいるので、とても楽しみです(ミッキーコーエンとラスミラード待ち♡)。旧作で独立した存在だった「ブラックダリア」が、この作品では密接にリンクしてきます。忘れているところも多いので、私には旧4部作の読み返しが必要です。エルロイ作品は、相変わらずキャラクターが多くて混乱します。「ホワイトジャズ」の巻末に一連の事件の年表が載っているので、それを横目で見ながら、とりあえず、下巻へGO!です。

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1948年、ロサンジェルス生まれ。10歳のときに何者かに母親を殺害され、以降、作家となるまでアルコールや薬物に依存した生活を送る。1981年、『レクイエム』で作家デビューを果たし、その緻密きわまりないプロットと「英語という言語に暴力をふるう」と評された文体を駆使して孤高のノワール作家としての地位を確

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