シン・ギョンスク (申京淑)

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オルガンのあった場所 新しい韓国の文学

シン・ギョンスク (申京淑)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910214245
ISBN 10 : 4910214240
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
265p;19

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    大人の人が書いた文章って感じがします。書き残しておきたいような文章がある。

  • かもめ通信 さん

    これまでの作品の中から、作家と訳者が相談して選んだ7篇の作品を収録した日本オリジナルの短編集。いずれの作品も別れや苦悩を描いた悲しいトーンの物語ではあるのだが、自然の描写や人々の営みの描き方がとても美しく、読み心地も後味も悪くない。さびしいとか悲しいとか、せつないとかやるせないとか、うれしいとかなつかしいとか、言葉にしてしまうと、なんだか少しちがうような気がしてしまう気持ち、そういう複雑な心境を、そういう言葉を使わずに語り上げることこそが、物語を書くということなのかもしれないな…などと、思ったりした。

  • ぷく さん

    ここにはいない人への思いがとくとくと溢れ出てくるような作品だった。失うことによってひとはその存在をより強く意識する。だとすると、失ったはずのものも、結局失ってはいないということにもなり得るのか。オルガンのあった場所の床の色がそこだけ違うのを認め、あの日の甘美なオルガンの音色を忘れてさえいなければ。なのにいつの間にか、私たちは記憶を彼方へと押しやり、雑多な日々を受け入れるようになっていく。大切な人ほどいとも簡単に目の前から消えてしまうことを知ったはずなのに。 短編集だが重厚感のある作品群に魅了された。

  • nightowl さん

    事故を起こした男が自分の生き方を省みる「彼がいま草むらの中で」、父娘の絆「ジャガイモを食べる人たち」、家族を喪った不幸からの再生「暗くなったあとに」等沈黙する男を書かせたらお手のもの。生きづらい男をテーマにした長編が読みたくなる。男は黙って、な旧来の価値観は隣国も同じらしい。

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