CD

マズルカ全集 イリーナ・メジューエワ(2CD)

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WAKA4198
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


イリーナ・メジューエワ/ショパン:マズルカ全集(2CD)
作曲家の心情に寄り添う
芳醇な詩情を湛えた51のミクロコスモス


ショパン弾きとして高い評価を獲得しているイリーナ・メジューエワによる待望のマズルカ全集の登場です。ショパンが自身の思いを最も率直に表出したジャンルだと言われるマズルカは、1分に満たない小品から5分を超えるような大作までじつに多種多様ですが、いずれもシンプルな形式の中に濃密な世界が凝縮された素晴らしい音楽です。メジューエワの演奏は、オーソドックスなスタイルを基調としており、繊細優美でありながら、ときに激しく、作曲家の心に寄り添うような表現で聴き手を魅了します。

【ライナーノートより】
「ショパンの心象風景が、聴くものにつぎつぎと現れては消えていく。これほどショパンの『心のふるえ』を痛いくらいにありありと感じたことはない」〜國重 裕〜
「ひとつの音、フレーズも疎かにせず、基本的に簡素な構造であるマズルカに、大きなスケールと芳醇な詩情を与えて比類がない」〜真嶋雄大〜(販売元情報)

【収録情報】
ショパン:マズルカ全集(51曲)


Disc1
● 4つのマズルカ op.6
● 5つのマズルカ op.7
● 4つのマズルカ op.17
● 4つのマズルカ op.24
● 4つのマズルカ op.30
● 4つのマズルカ op.33

Disc2
● 4つのマズルカ op.41
● 3つのマズルカ op.50
● 3つのマズルカ op.56
● 3つのマズルカ op.59
● 3つのマズルカ op.63
● 4つのマズルカ op.67
● マズルカ イ短調『エミール・ガイヤール』
● マズルカ イ短調『ノートル・タン』
● 3つのマズルカ op.68

 イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音時期:2016年3月、4月、7月
 録音場所:富山県魚津市、新川文化ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)

内容詳細

イリーナ・メジューエワがショパンのマズルカ全集を録音した。繊細で優美なたたずまいのなかに、作品にふさわしいテンポで舞曲としての性格を明確に示す。詩情にあふれているが、過度なセンチメンタリズムに溺れることはない。心温まるショパン演奏といえよう。(治)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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これはいい演奏ですね。硬質なピアノが実に...

投稿日:2023/05/08 (月)

これはいい演奏ですね。硬質なピアノが実に美しい。ところでマズルカは私としてはルービンシュタインとホロヴィッツが一番いいと思います。メジューエワはどちらかというとホロヴィッツに似ているとはおもいますが、ホロヴィッツに比べるとおおらかすぎます。ホロヴィッツのようにもう少し病的な神経質さがあるともっとよかったのですが、そりゃああ無理な注文ですね。でも、ホロヴィッツと違って全曲だし、とっても気に入りました。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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これらの曲を書いた時のショパンの心が読み...

投稿日:2017/10/18 (水)

これらの曲を書いた時のショパンの心が読み取れるような、曲に限りなく寄り添った秀演です。対局としての名演奏はやはりホロヴィッツでしょうか。しかしこのピアニストの演奏は曲そのものより演奏家を意識させてしまいます。曲の美しさをこれだけ際立たせた演奏の最右翼と言えるでしょう。

アナログ愛好者 さん | 神奈川県 | 不明

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 過去の先達が発表してきたマズルカ全集に...

投稿日:2017/01/23 (月)

 過去の先達が発表してきたマズルカ全集にひけをとるどころか、それらを凌駕したといってもいいくらいに素晴らしい出来栄えと思えた。オーバーなところは全くないのに雄弁、甘く切なくロマンティックに弾くわけではないのに心に刺さるようにしみこんでいく。    何が素晴らしいかというと、作曲者の心情の吐露やもどかしさや、孤独や故郷への愛などを実に繊細に歌い上げていると思えるような演奏と音の連なりに惹かれるのだ。日記帳に綴るが如く書き溜められたマズルカ。どれもがショパンの心情に寄り添うように、慈しむように繊細に弾かれている。     昔、マズルカを聴いた時はマズルカに感じ入ることはなかった。が、ここ最近、様々なマズルカ演奏を聴くようになり、ようやくというかこの「小さな宝石たち」の美しさと儚さ、痛み、そして哀しさを感じるようになってきた。ショパンがこの中に込めるしかなかった想いをこの年(まだ40代ですが…)になり感じられるようになってきた。そんな折にこの素晴らしいディスクに出会えた僥倖に感謝したい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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