CD

【中古:盤質A】 『ショパン・リサイタル2010』 メジューエワ(2CD限定盤)

ショパン (1810-1849)

中古情報

新品ジャケット
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:
A
特記事項
:
帯付,2枚組み
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
WKLC7008
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

メジューエワ/ショパン・リサイタル2010(2CD)
一途さと柔軟さの見事なバランス〜ショパン・メモリアル・イヤーの掉尾を飾るライヴ録音集

『ノクターン集』(WAKA4143)が見事2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝いたメジューエワによるショパン生誕200年メモリアル・イヤー企画の最終リリース。2010年7月に富山県内二箇所で行われたリサイタルのライヴ録音を集めた二枚組の登場です。お馴染みの『幻想即興曲』や『小犬のワルツ』、『別れの曲』、『雨だれのプレリュード』、『英雄ポロネーズ』といった名曲のほか、『ピアノ・ソナタ第3番』、『幻想曲』、『幻想ポロネーズ』などの大作も収録。ライヴならではの熱気に溢れるテンションの高さに貫かれた聴きごたえ充分の156分。スタジオ(セッション)録音との聞き比べも興味深いところです。ネイガウス・スクールのショパン演奏の伝統に即しながら『詩情』と『憂愁』を情感豊かに表出する、しなやかで強靭なピアニズムをお楽しみください。

「(メジューエワが他のピアニストたちと一線を画すのは)…あくまでも過剰を排しつつ、巧みなフレージングとペダリングを駆使しながらメリハリをつけて大胆かつ情熱的に演奏し、まるで求道者のように作品の新しい深奥へ迫っていく運びだ。こうした二面性をバランスよく備え、しかも巧みな弾き分けと統合を同時に実現できるのが、彼女のかけがえのない魅力だと私は思う。」渡辺謙太郎/ライナーノートより(若林工房)

【収録情報】
CD1
ショパン:
・ノクターン 嬰ハ短調(遺作)
・ノクターン 変ホ長調 作品9の2
・ノクターン へ短調 作品55の1
・ノクターン 変ホ長調 作品55の2
・幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
・エチュード 変イ長調 作品25の1
・エチュード ヘ短調 作品25の2
・エチュード ホ長調 作品10の3『別れの曲』
・エチュード ハ短調 作品10の12『革命』
・ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2
・ワルツ 変イ長調 作品69の1『告別』
・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 作品58

 イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音時期:2010年7月15日
 録音場所:富山県小矢部市、クロスランドおやべ・セレナホール
 録音方式:Digital録音(ライヴ)

CD2
・ノクターン 変ロ短調 作品9の1
・ノクターン 嬰ヘ長調 作品15の2
・バラード第1番 ト短調 作品23
・プレリュード 変ニ長調 作品28の15『雨だれ』
・ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53『英雄』
・ワルツ ヘ短調 作品70の2
・ワルツ 変ニ長調 作品64の1『小犬』
・幻想曲 ヘ短調 作品49
・3つのマズルカ 作品59
・幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61

 イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音時期:2010年7月16日
 録音場所:富山県魚津市、新川文化ホール・小ホール
 録音方式:Digital録音(ライヴ)

総合評価

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 ショパン・イヤー、当然ながらいろいろな...

投稿日:2013/08/29 (木)

 ショパン・イヤー、当然ながらいろいろな盤が登場したものだ。メジューエワのショパンもいろいろ出ていた。しかし全部買うことが叶わず、曲目の豊富さに魅かれたこと、彼女のライヴの味わいを体験したかったことを考え当盤を購入した。   聴く前の先入観では「甘ったるいショパンだったらいやだな」だが心配ご無用。しっとり聴かせる、味のあるショパンだった。   そこはかとした「タメ」がまさにため息をつかせる。どこか儚い、少し触れたら壊れてしまいそうな音の繋がりが美しい。そんな雰囲気を感じ取ったのかどうか拍手も曲が終わってから余韻をかみしめたような感じでよかった。余韻を寸断する「ブラボォ!!」の絶叫はこのCDには、メジューエワの演奏には、似合わない。  ちなみに、セッション録音だともっと突きつめるのだろうか? 少しずつ集めたいので簡単に廃番にしないでほしい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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ショパンに限らず西洋クラシック音楽のロマ...

投稿日:2011/02/14 (月)

ショパンに限らず西洋クラシック音楽のロマン派は私にとって全然重要なものではなかった(バッハとモーツァルトとベートーヴェンだけあればよい)が、この方の演奏からは、ショパンがベートーヴェンと(ほぼ)同時代人であること、ヨーロッパ史の動乱期転換期を生きた人であることを、強く認識させられる。だからその音楽は、言いたいことの中身が強くて激しいのである。その強さ激しさをきちんと(ベートーヴェンんなみに)ダイナミックに構造的に打ち出したショパンの演奏は、過去にめったにない(私は寡聞にして知らない)。リヒテルの幻想ポロネーズは、凄いと思うが。というわけでロマン派音楽嫌いの私が、完全に圧倒されつつ完全に納得感動して聞いてしまうのが、このライブ演奏だ。この、類のない偉才ピアニストの、今後の健康長寿をせつに祈りたい。

sadRed さん | 千葉県 | 不明

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真摯としなやかさ・・・メジューエワの音と...

投稿日:2011/02/02 (水)

真摯としなやかさ・・・メジューエワの音と響きが伝えてくれるもののキーワードではないか、と思う。そこにはそれぞれの楽曲にある凄みや、深淵や軽やかさ、暗と明がみずみずしさとともに含まれている。 そのメジューエワの今、二晩をとらえたのが当盤である。どの演奏が特に良いのか、聴き直しているが、あきらめた。優劣はつけることができない。今現在は、デスク1では、3,4,7曲目などの精妙なタッチと、デスク2全体の没入感が胸を打ってくる。彼女のピアノは、どの声部のメロディも実に豊かに語りかけてきていることに最近気がついた。音楽が、すぐれた小説や映画、映像ドラマに劣らない神秘的な物語や映像を喚起するものであることを、彼女の演奏は証明している。

honoji さん | 愛媛県 | 不明

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人物・団体紹介

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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