ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集、ピアノ五重奏曲 ボロディン四重奏団、リヒテル(6CD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MELCD1001077
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

伝説のチェロ奏者ベルリンスキーよ永遠なれ。
ボロディン・クヮルテットのショスタコーヴィチ全集!

1945年の結成から60数年という世界でも類を見ない長大な歴史を持つロシアの弦楽四重奏団、ボロディン・クヮルテット。アンサンブルの歴史そのものであり、結成当初から2007年まで生ける伝説として活躍を続けてきたチェリスト、ワレンチン・ベルリンスキーが去る2008年12月15日に83歳で逝去。もちろんベルリンスキーがチェロを務めているこのショスタコーヴィチ全集は、ドゥビンスキーとアレクサンドロフがヴァイオリン奏者だったオリジナル・メンバー時代の選集録音(第1番〜第13番)に続く全集録音であり、ボロディン・クヮルテットの代表的名演の1つとして高く評価されてきたもの。亡命したドゥビンスキーの後を継ぎ、現在はアンサンブルを離れて自ら弦楽四重奏団を設立したコペルマンのヴァイオリンや、今は亡きベルリンスキーのチェロ、そして「ピアノ五重奏曲」でのリヒテルのピアノなど、オリジナル・メンバーの選集とはまた違った魅力を持った歴史的な全集である。1978年〜1983年の録音。紙製スリムボックス仕様。(エムプラス)

ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
CD1
・弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.49
・弦楽四重奏曲第2番イ長調Op.68
・弦楽四重奏曲第4番ニ長調 Op.83
CD2
・弦楽四重奏曲第3番ヘ長調Op.73
・弦楽八重奏のための《2つの小品》Op.11*
・ピアノ五重奏曲ト短調Op.57+
CD3
・弦楽四重奏曲第5番変ロ長調Op.92
・弦楽四重奏曲第6番ト長調Op.101
・弦楽四重奏曲第7番嬰へ短調Op.108
CD4
・弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110
・弦楽四重奏曲第9番変ホ長調Op.117
・弦楽四重奏曲第10番変イ長調Op.118
CD5
・弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.122
・弦楽四重奏曲第12番変ニ長調Op.133
・弦楽四重奏曲第13番変ロ短調Op.138
CD6
・弦楽四重奏曲第14番嬰へ長調Op.142
・弦楽四重奏曲第15番変ホ短調Op.144
 ボロディン・クヮルテット
  ミハイル・コペルマン(ヴァイオリン)
  アンドレイ・アブラメンコフ(ヴァイオリン)
  ドミトリー・シェバリーン(ヴィオラ)
  ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)

 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)+
 プロコフィエフ・クヮルテット*

収録曲   

クラシック曲目

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  • Dmitri Shostakovich (1906 - 1975)
    Quartet for Strings no 1 in C major, Op. 49
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :
    Borodin String Quartet
    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1935, USSR
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Dmitri Shostakovich (1906 - 1975)
    Quintet for Piano and Strings in G minor, Op. 57
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Quintet
    • 作曲/編集場所 : 1940, USSR
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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頼むからヴェネツィア盤でなく、こちらのメ...

投稿日:2013/01/14 (月)

頼むからヴェネツィア盤でなく、こちらのメロディア盤を選んで欲しい。交響曲のコンドラシンの時にも書いたが音が違う。ジャケットが違う。両方買って無駄な出費をさせたく無いから言う。ショスタコファンにとって本当に一生物の宝物になる事を約束しよう。リヒテルのピアノ五重奏も超弩級。

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ショスタコーヴィチは、弦楽四重奏曲を交響...

投稿日:2011/07/08 (金)

ショスタコーヴィチは、弦楽四重奏曲を交響曲と同様に15曲も作曲したが、これはバルトークによる6曲の弦楽四重奏曲と並んで、20世紀における弦楽四重奏曲の最高傑作との評価がなされている。確かに、作曲書法の充実度や、内容の奥深さなどに鑑みれば、かかる評価は至当であると考えられる。ショスタコーヴィチは、旧ソヴィエト連邦という、現在で言えば北朝鮮のような非民主的な独裁国家で、粛清の恐怖を耐え忍びながらしたたかに生き抜いた作曲家であった。かつて一世を風靡した「ショスタコーヴィチの証言」は現在では偽書とされているが、ショスタコーヴィチに関して記したその他の様々な文献を紐解いてもみても、その交響曲や弦楽四重奏曲などには、かかる粛清の恐怖や、スターリンをはじめとする独裁者への批判や憤り、独裁者によって粛清された犠牲者への鎮魂などが色濃く反映されていると言える。したがって、旧ソヴィエト連邦の時代を共に生き、粛清への恐怖に実際に身を置いた者こそが、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲に込められたこのような深遠な世界をよりうまく音化することができると言えるのではないだろうか。ボロディン弦楽四重奏団は、旧ソヴィエト連邦下において1945年に結成され、それ以降も旧ソヴィエト連邦において活動を行ってきた団体である。したがって、その演奏は、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の心眼に鋭く切り込んでいくという鋭さ、そして凄みにおいては、他のいかなる弦楽四重奏団が束になってもかなわないレベルに達していると言えるところであり、その演奏の彫の深さは、尋常ならざる深遠さを湛えていると言える。とりわけ、最晩年の弦楽四重奏曲の凄みのある演奏には戦慄を覚えるほどであり、これは音楽という次元を通り越して、あたかもショスタコーヴィチの遺言のように聴こえるのは私だけではあるまい。リヒテルが加わったピアノ五重奏曲も、弦楽四重奏曲と同様の彫の深い圧倒的な超名演だ。なお、ボロディン弦楽四重奏団は、1960年代から1970年代の初頭にかけて、当時作曲されていなかった第14番及び第15番を除くすべての弦楽四重奏曲の録音を行っており、それも優れた名演であったが、各楽曲の本質への追及度という意味においては本演奏の方が数段上であると考えている(その分、演奏自体はかなり冷徹なものとなっていると言えなくもない。)。本演奏で唯一の難点は録音が今一つ冴えないということであり、これは旧ソヴィエト連邦下のメロディア録音であり致し方がない面もあると言える。もっとも、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の演奏史上最高の超名演でもあり、今後はXRCD化やSACD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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Venezia 盤ではなく、この Melodiya *class...

投稿日:2008/12/31 (水)

Venezia 盤ではなく、この Melodiya *classics* を買えばよかった。前者はボックスがきつすぎて CD ケースを出すのに一苦労。一度出したら二度と入らない。さらに、リヒテルとプロコフィエフ・クヮルテットの演奏も付いてるし。あと、この商品には英語の解説がついているらしい。Venezia 盤はロシア語のみ、しかもリーフレットなし。この商品を買った人の評価を聞きたい。肝心の演奏は素晴らしい。エマーソンより良いと思う。

jemand さん | irgend | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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