ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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SACD 輸入盤

『鼻』全曲 ゲルギエフ&マリインスキー劇場、スリムスキー、セミシュクル、他(2008 ステレオ)(2SACD)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MAR0501
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

こんなに面白い作品だったとは!
ショスタコ初期の問題作がゲルギエフの神業で明るみにされる


ショスタコーヴィチ初期の問題作がゲルギエフの演奏でついに登場します。当時22歳のショスタコーヴィチのとんがり方は危険なまでに鋭く、まさに才気煥発のひとことに尽きます。主人公の鼻が勝手にひとり歩きを始めるという荒唐無稽なゴーゴリの原作を、ショスタコーヴィチならではの皮肉で人をくったような音楽が彩っています。作風的にはかなり前衛的で、これまで難解とされてきましたが、さすがゲルギエフ、テンポの良さや強烈な金管などからお馴染みのショスタコ色を引き出し、何と面白い作品かと驚かせてくれます。強い緊張感とオケのコントロールも驚異的で、これまで誰も実現できなかったレベルで作品の真価を知らしめてくれます。マリインスキーの歌手陣も熱演。ショスタコ・ファン大注目のアルバムです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ショスタコーヴィチ:歌劇『鼻』全曲
 コヴァリョーフ:ヴラジスラフ・スリムスキー(バリトン)
 イワン・ヤコヴレヴィチ:アレクセイ・タノヴィツキ(バス)
 警察分署長:アンドレイ・ポポフ(テノール)
 鼻:セルゲイ・セミシュクル(テノール)
 床屋の妻:タチヤナ・クラフツォワ(ソプラノ)
 医者:ゲンナジー・ベズズベンコフ(バス)
 イワン:セルゲイ・スコロホドフ(テノール)
 マリインスキー劇場管弦楽団&合唱団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)

 録音:2008年7月15-25日(セッション録音)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND (5.1ch.)

新レーベル Mariinsky
ロシア、ペテルブルグの至宝マリインスキー劇場。ゲルギエフの精力的活動とあいまって、今日世界最高のオペラ劇場のひとつとしてカリスマ的な人気を保っています。これまでユニバーサル系レーベルから数多くの名盤をリリースしてきましたが、今回、劇場自体が独自レーベルをたちあげることとなりました。響きの良さで定評のあるマリインスキー・コンサートホールを用い、レコーディングにはグラミー賞受賞のプロデューサー、ジェイムズ・マリンソンとミキサーのジョン・ニュートンを起用、SACDハイブリッド高音質録音を目指しています。
 何よりゲルギエフ自身が意欲満点で、新しいレパートリーも興味深く、彼らの芸術を存分に堪能できます。ご期待下さい。(キングインターナショナル)

収録曲   

クラシック曲目

  • Dmitri Shostakovich (1906 - 1975)
    The nose, Op. 15
    演奏者 :
    Semishkur, Sergey (Tenor), Vitman, Elena (Mezzo Soprano), Popov, Andrei (Tenor), Dombrovskaya, Zhanna (Soprano), Strashka, Yevgeny (Tenor), Sulimsky, Vladislav (Baritone), Kravets, Vadim (Bass), Kravtsava, Tatiana (Soprano), Skorokhadov, Sergei (Tenor), Bezzubenkov, Genadij (Bass)
    指揮者 :
    Gergiev, Valery
    楽団  :
    Mariinsky Theater Orchestra, St. Petersburg
    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Opera
    • 作曲/編集場所 : 1927-1928, USSR
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , []

ユーザーレビュー

総合評価

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ショスタコーヴィチのもっとも尖んがってい...

投稿日:2011/10/22 (土)

ショスタコーヴィチのもっとも尖んがっていた頃の作品。 政治的な壁さへなければショスタコーヴィチの音楽はどのようになっていたのだろうか? 是非映像でもってこの作品を味わいたい。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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作曲者自身の指示のもとに練り上げられたロ...

投稿日:2009/06/13 (土)

作曲者自身の指示のもとに練り上げられたロジェストヴェンスキー盤の突き抜けた狂気にははるかに及ばないが、録音も含め現代のショスタコーヴィチかな、と思います。 プロデューサーとしてのゲルギエフの力はすごいんでしょうが、指揮者としてやはり力量不足というのはオペラをきいてもわかります。これ以降のショスタコ交響曲の録音を期待したいです。

exist2ok さん | 埼玉県 | 不明

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ロジェストヴェンスキー盤(1975年録音)を持ってい...

投稿日:2009/05/24 (日)

ロジェストヴェンスキー盤(1975年録音)を持っているが、HMVから届いたばかりのゲルギエフのSACD「鼻」を聞く。凄い録音だ。鮮烈で、且つ、奥行きがある。この荒唐無稽で不条理な物語を刺激的に、実に楽しく聞かせてくれる。ブックレットにはロシア語のリブレットが載っており、ロシア文字の読み方まで記してあるのが面白かった。マリインスキーという新レーベルから今後どんなCDが発売されるのか、実に楽しみだ。

ムーちゃん さん | 千葉県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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