シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

交響曲第1番&第4番 スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC707
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

スクロヴァチェフスキ/シューマン:交響曲第1番&第4番

巨匠スクロヴァチェフスキ、ベートーヴェン交響曲全集に続く最新録音は、シューマンの交響曲全曲録音、第1弾!

このディスクはベートーヴェンの交響曲全集を完結後、スクロヴァチェフスキ自身の以前からの要望で取り上げたプロジェクトで、シューマンの交響曲全集の第1弾、読売日本交響楽団とのコンサートでも取り上げる第4番と第1番『春』。スクロヴァチェフスキのシューマンはピアノ協奏曲(ジャニス&ミネアポリス響)とチェロ協奏曲(シュタルケル&ロンドン響)の録音が1960年代にマーキャリーにありましたが、交響曲はNHK交響楽団との第4交響曲のライヴがCD化(1996年アルトゥス)されているだけで、彼にとって初のスタジオ録音となるもの。83歳とは思えぬエネルギッシュで若々しい生命力と熱い表現意欲溢れる名演が感動を呼び覚まします!

ギュンター・ヴァント亡き後、現代最高のブルックナー指揮者の一人として(97年にマーラー=ブルックナー協会からゴールド・メダル授与)、また現役最高齢の巨匠(今年10月で84歳!)として、スクロヴァチェフスキは日本でもN響、読響へ度々客演指揮し、実演でも最高級の賛辞と評価を批評家、聴衆、楽団員から受けているスクロヴァチェフスキ。2003年10〜11月にザールブリュッケン放送交響楽団との待望の日本公演でのブルックナーはディスクでの期待に違わぬ名演で聴衆を魅了したほか、N響と読響に度々客演。2006年5月にはN響に客演しました。同年12月には、ザールブリュッケン放送交響楽団との2度目の日本公演で4晩にわたってベートーヴェンの交響曲全曲演奏を指揮し、録音を完成したばかりのCDと相俟って聴衆を感動の嵐に包みました。2007年4月から読売日本交響楽団第8代常任指揮者に就任して大きな話題と呼び、4月の就任記念演奏会を含む6回の演奏会でもその若々しい指揮ぶりは深い印象を聴衆に残しています。(BMGジャパン)

シューマン:
・交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
・交響曲第4番ニ短調 Op.120
 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
 録音:2007年3月20〜23日 ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホール

スクロヴァチェフスキは1923年10月3日、ポーランドのルヴォフ(現ウクライナ)生まれ。11歳でピアニストとしてデビュー、13歳で指揮者としてもデビュー、並行して作曲を始める神童ぶりを発揮。生地の音楽院、クラクフ音楽院で学び、戦争で手を負傷した後は指揮と作曲に専念。47年にシマノフスキ作曲コンクールで優勝した後、パリで作曲を名教師ナディア・ブーランジェ、指揮をパウル・クレツキに師事。56年ローマ国際指揮者コンクールで優勝、同年から59年までワルシャワ国立フィルの指揮者をつとめました。58年ジョージ・セルの招きでクリーヴランド管に客演、セルの薫陶を受けた後、60年よりアメリカに移住。60年から79年までドラティの後任でミネアポリス交響楽団(現ミネソタ管弦楽団)の音楽監督、84〜91年ハレ管弦楽団の首席指揮者をつとめ、オーケストラ・ビルダーとしての手腕を発揮して同管を大きく育てたことでも注目を浴びる一方、ルービンシュタイン、スターン、シュタルケルをはじめとする巨匠からの信頼も厚く協奏曲での伴奏を多く手がけ高い評価を得ました。
 70年代前半よりザールブリュッケン放送交響楽団に客演指揮を頻繁に行い、94年からは同響の首席客演指揮者のポストにあるスクロヴァチェフスキは、アルテ・ノヴァ・レーベル(現エームス・クラシックス)にブルックナーの交響曲全集を録音・完成し、日本での評価も著しく高いものとなりました。次いで2005〜06年にかけてベートーヴェンの交響曲全曲レコーディングも完了し、ライフ・ワークとして高く評価されています。(BMGジャパン)

スクロヴァチェフスキ2007年9月来日スケジュール(読売日本交響楽団)
・9月18日(火)サントリーホール
モーツァルト〜ブゾーニ:「ドン・ジョヴァンニ」序曲/ルトスワフスキ:交響曲第4番/ブルックナー:交響曲第3番
・9月24日(月)東京芸術劇場/9月25日(火)サントリーホール
シューマン:交響曲第4番&ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
・9月29日(土)東京芸術劇場
バッハ〜スクロヴァチェフスキ:トッカータとフーガ ニ短調/ショパン:ピアノ協奏曲第2番/ブラームス:交響曲第1番
〔問〕読売日本交響楽団 03-3552-3831

収録曲   

  • 01. Schumann: Symphony No.1 op.38“Spring”T Andante un poco maestoso - Allegro molto vivace 11:06
  • 02. U Larghetto 08:11
  • 03. V Scherzo (Molto vivace) 05:36
  • 04. W Allegro animato e grazioso 07:58
  • 05. Symphony No.4 op.120 T Ziemlich langsam - lebhaft 12:11
  • 06. U Romanze . Ziemlich langsam 05:26
  • 07. V Scherzo . Lebhaft 06:07
  • 08. W Langsam - lebhaft 09:29

総合評価

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この二曲については、クレンペラーを押す者...

投稿日:2022/09/09 (金)

この二曲については、クレンペラーを押す者です。バーンスタイン、クーベリック、コンヴィチュニーなどにも不満を感じていたところ、本盤は大いに感銘を受けました。録音も良く、ああ素晴らしいと思った次第です。

酒を愛する老人 さん | 北海道 | 不明

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活気があるシューマンです。しかもキッチリ...

投稿日:2014/04/18 (金)

活気があるシューマンです。しかもキッチリとした感触もあります。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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読売日響やNHKSOを振って日本には比較的近...

投稿日:2012/01/13 (金)

読売日響やNHKSOを振って日本には比較的近い存在となったスクロヴァチェフスキーがもう84歳にもなろうとする2007年にDRPSK(長い名前のオーケストラですが南西ドイツ放送(SWR)とザールラント放送(SR)に所属する2つのオーケストラが2007年に合併してできた比較的新しいオーケストラらしいです)を振ってシューマン交響曲全曲を収録したものの内第1番(タイム@11’06A8’11B5’36C7’58)と第4番(同@12’11A5’26B6’07C9’29)の明暗?対照的作品のカップリング盤であります。全体的には引き締まったHMVレビューにもある様に解像度の高い演奏でこの指揮者が昔クレッキー、セル、ドラティらの実務的影響を受けていたり彼自身作曲家(色んな協奏曲を作曲しCDにも一部なっている様ですが私は聴いた事ありません)としての面からスコアの個々の音符の意味合いを読み取る性向から明確なアプローチが見通し良く「面白み」からは後ずさりするものの片言隻句から音楽そのものの魅力を伝えるスタンスは理解出来る感じであります(私はスクロヴァチェフスキー指揮のブルックナー、ベートーヴェン、ブラームスの交響曲の一部も聴いて同じ感想を持ちました)。第1番はタイムとしては第2楽章がゆっくり目、最終楽章が早目でその第2楽章は「夕べに、牧歌」とかつてシューマンの友人詩人から各楽章にネーミングされた叙情的なイメージが大切にされております。ちょっと戻って最初の楽章での序奏でのアクセントのつけ方や最終楽章の管楽器の扱い方は曲のディフォルメ的な扱いで興味を持ちましたがやはりこの第1番・・・「春」というタイトルが邪魔して直截過ぎるというか味も素っ気もない受取りなってしまいました。第4番はタイム的には繰り返しもあるとしても各楽章長めでこの曲の重い葛藤・翳りを弛緩させず描いております。第1楽章とVソロが入る辺りでブラームスの交響曲第1番を連想(勿論シューマンの方が先発)させる第2楽章では先述の第1番ほど違和感が無く第3楽章などでの引用する一拍ズラシ、最終楽章での荘厳な前奏や弦の区切り音の鋭い伸ばし等曲に溌剌さを与えるのに効果的な仕上がりを達成している様に思いました(タイムについては盤により多少異なる場合があります)。

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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