シュトラウス・ファミリー

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『ザルツブルクのニューイヤー・コンサート2014』 ホーネック&ウィーン交響楽団

シュトラウス・ファミリー

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WS005
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

シュトラウス・ファミリー・コンサート
ホーネック&ウィーン交響楽団


「ウィンナ・ワルツ」。この言葉を聞いただけで、なんとなく心躍るのはなぜでしょう。ドイツの舞曲「レントラー」を元にした3拍子の舞曲を、ヨーゼフ・ランナーとヨハン・シュトラウス1世が取り上げ演奏し流行したもので、これは19世紀のウィーンで流行、ちょうどその時期に開催されたウィーン会議を通してヨーロッパ中に広まりました。そしてヨハン・シュトラウス2世が更にその様式を完成させ、数多くのワルツやポルカ、行進曲などを作曲、またヨハン・シュトラウス2世の弟であるヨーゼフやエドゥアルドも挙ってワルツを作曲、ウィンナ・ワルツの「全盛期」を創り上げたのでした。
 このアルバムは、2014年1月、ザルツブルクで行われたウィーン交響楽団のニューイヤー・コンサートのライヴ収録盤です。指揮はオーストリアの名手マンフレート・ホーネック。もともとウィーン・フィルでヴィオラを演奏していただけあって、こうした作品はお手の物。独特の流動的なリズム感(3つの拍子が均一ではなく、2拍目が若干早め)が体の芯に染み付いているのではないでしょうか。(輸入元)

【収録情報】
・ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇『ジプシー男爵』序曲
・ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『とんぼ』
・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・ギャロップ『フリオーソ』 Op.260
・エドゥアルト・シュトラウス:フランス風ポルカ『みつばち』 Op.54
・ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『オーストリアの村つばめ』 Op.164
・ヨハン・シュトラウス2世:フランス風ポルカ『クラップフェンの森で』 Op.336
・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル『狩り』 Op.373
・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『南国のばら』 Op.388
・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル『トリッチ・トラッチ』 Op.214
・ヨーゼフ・シュトラウス:フランス風ポルカ『鍛冶屋のポルカ』 Op.269
・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『春の声』 Op.410
・ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル『雷鳴と稲妻』 Op.324

 ウィーン交響楽団
 マンフレート・ホーネック(指揮)

 録音時期:2014年1月15-17日
 録音場所:ザルツブルク祝祭大劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

  • 01. 喜歌劇「ジプシー男爵」 - 序曲
  • 02. ポルカ・マズルカ 「とんぼ」 Op. 204
  • 03. 狂乱のポルカ Op. 260
  • 04. 蜜蜂 Op. 54
  • 05. オーストリアの村つばめ Op. 164 - Dorfschwalben aus Osterreich, Op. 164
  • 06. ポルカ・フランセーズ 「クラップフェンの森で」 Op. 336
  • 07. ポルカ・シュネル 「狩り」 Op. 373
  • 08. ワルツ 「南国のバラ」 Op. 388
  • 09. トリッチ・トラッチ・ポルカ Op. 214 - Tritsch-Tratsch, Op. 214
  • 10. ポルカ・フランセーズ 「鍛冶屋」 Op. 269
  • 11. ワルツ 「春の声」 Op. 410
  • 12. ポルカ・シュネル 「雷鳴と電光」 Op. 324

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
この種の音楽には少し広すぎる祝祭大劇場で...

投稿日:2015/04/13 (月)

この種の音楽には少し広すぎる祝祭大劇場でのライヴだが(拍手はなし)、ややインティメートな雰囲気に欠けるとしても、音そのものはきれいに録れている。ここでも指揮者自身がライナーノートを書いていて、シュトラウス・ファミリーの音楽にとってテンポ・ルバートがいかに重要かを力説しているが、なるほど『ジプシー男爵』序曲(HMVレビューの収録情報は誤り。『こうもり』序曲ではありません)に始まり、ヨーゼフのポルカ・マズルカ『とんぼ』、ワルツ『オーストリアの村つばめ』、珍しいエドゥアルトのフランス風ポルカ『蜜蜂』と、盗み(ルバート)なしではどうにもならない曲を並べている。一方、ポルカ・シュネルでは俊敏な身軽さとめざましいノリの良さが印象的。こういう演奏、どこかで聴いたことあるなと既視感(既聴感)を感じたが、そう、カルロス・クライバーだ! ホーネックは確かにカルロスの後継者と言われることがあるらしいのだが、このディスクを聴いて初めて、なるほどと納得できた。最後の『雷鳴と電光』など、カルロス以上にカルロス風ではないか。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

4

管弦楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品