Ｒ．シュトラウス：４つの最後の歌、帰郷、ワーグナー：ヴェーゼンドンク歌曲集、他　トレーケル、Ｏ．ポール

帰郷〜リヒャルト・シュトラウス、ワーグナー：歌曲集
ローマン・トレーケル、オリヴァー・ポール 4つの最後の歌とヴェーゼンドンク歌曲集をバリトンで！

ベルリン国立歌劇場のソリストとしてバイロイトなどでも活躍中のドイツのバリトン、ローマン・トレーケルが女性歌手の人気レパートリーである4つの最後の歌とヴェーゼンドンク歌曲集に挑戦。
　トレーケルは1988年にベルリン国立歌劇場に所属してオペラ歌手としての活動を本格化していますが、翌年にはロンドンのワルター・グルーナー国際歌曲コンクールで優勝してリート歌手としても活躍を開始するほどのリート好きでもあります。
　師フィッシャー＝ディースカウ譲りのリートへの情熱を持つトレーケルは、これまでに実演でも録音でも多くのレパートリーをとりあげていますが、今回は女性歌手のための曲として知られる２つの傑作への挑戦を主軸にしたアルバムというのが注目されるところです。
　組み合わせには、リヒャルト・シュトラウスの親しみやすい歌曲が12曲並んでいます。伴奏は長年組んでいるベルリン生まれのピアニスト、オリヴァー・ポールです。（ＨＭＶ）

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス：
● ひそやかな誘い Op.27-3
● 私の頭上であなたの黒髪を Op.19-2
● まちわびて Op.10-5
● 女たちは時にはつつましく Op.21-5
● 明日の朝 Op.27-4
● 懐かしき面影 Op.48-1
● たそがれの夢 Op.29-1
● 夜 Op.10-3
● 献呈 Op.10-1
● 帰郷 Op.15-5
● 解き放たれて Op.39-4
● 憩え、わが魂 Op.27-1
● 4つの最後の歌（春／9月／眠りにつく時／夕映えの中で）

ワーグナー：
● ヴェーゼンドンク歌曲集（天使／とまれ／温室にて／悩み／夢）

　ローマン・トレーケル（バリトン）
　オリヴァー・ポール（ピアノ）

　録音時期：2011年7月25-31日
　録音場所：ベルリン、OPS
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）