シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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SACD 輸入盤

『ドン・ファン』、『死と浄化』、『ティル・オイレンシュピーゲル』 ホーネック&ピッツバーグ響

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FR707SACD
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


リヒャルト・シュトラウスの交響詩集
マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ響
フルオケを豪快に鳴らし切った注目演奏


SACDハイブリッド盤。エネルギッシュで活きの良い音楽づくりで実演での満足度の高いことから、近年、欧米を中心に熱烈な支持を集めている指揮者マンフレート・ホーネックが、高品位な優秀録音でオーディオファイルからの信頼も厚いリファレンス・レコーディングスに登場。2008年以来音楽監督を務める手兵ピッツバーグ響を率いて、あらたにシュトラウスの管弦楽作品のシリーズをスタートします。
 オーストリアに生まれたホーネックは、指揮者への転向以前、ウィーン国立歌劇場およびウィーン・フィルのヴィオラ奏者で培った経験もあり、もともと独墺系のレパートリー、なかでもシュトラウスにたしかな適性を備えていたようで、過去にも1995年にバンベルク響を指揮して『ドン・ファン』、『ばらの騎士』の2つのワルツ、『インテルメッツォ』の交響的間奏曲をセッション録音していたほか、ピッツバーグ響とは2008年5月に『英雄の生涯』をレコーディングしていました。当コンビでは、マーラー・シリーズが高い評価を得ていたことも記憶にあたらしいところですが、やはり後期ロマン派に位置づけられ、シュトラウスがオーケストラの機能美を極限まで追求した交響詩の代表作3篇に取り組んだアルバムにもおおいに期待が高まります。
 レコーディングを担当したのは「サウンド・ミラー」のチーム。1972年にボストンで設立された老舗で、過去40年以上に亘りメジャー、マイナーを問わず、クラシックやジャズのさまざまなアルバムを製作して、グラミー賞獲得ならびにノミネートも80作品を超える実績があります。ディルク・ソボトカとマーク・ドナヒューはRCAの「Living Stereo series」のSACDマスタリングを手掛けたメンバー。(キングインターナショナル)

【収録情報】
R.シュトラウス:
・交響詩『ドン・ファン』 op.20 (18:33)
・交響詩『死と浄化』 op.24 (26:18)
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 op.28 (14:35)

 ピッツバーグ交響楽団
 マンフレート・ホーネック(指揮)

 録音時期:2012年6月8-10日
 録音場所:ピッツバーグ、ハインツ・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 プロデューサー&編集:ディルク・ソボトカ(sound mirror)
 バランス・エンジニア&マスタリング:マーク・ドナヒュー(sound mirror)
 レコーディング・エンジニア:レイ・クローバー(ピッツバーグ響)、ジョン・ニュートン(sound mirror)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

収録曲   

  • 01. Strauss: Don Juan
  • 02. Death and Transfiguration
  • 03. Till Eulenspiegel S Merry Pranks

ユーザーレビュー

総合評価

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マーラー・シリーズの録音は中断しているが...

投稿日:2014/03/08 (土)

マーラー・シリーズの録音は中断しているが(エクストンさん、まさかこれで打ち切りじゃないでしょうね)、ホーネック/ピッツバーグ響の好調ぶりがうかがえる、きわめて大胆かつ個性的な演奏。『ドン・ファン』では冒頭以下の颯爽とした速い部分と、緩徐でねっとりとした、エロティックな部分とのコントラストが考えうる限り最大にとられている。中盤以降の主役となる、最初はホルンが朗々と吹きあげる主題が思いっきり引き延ばされるのに対し、最後のアッチェレランドはフルトヴェングラーさながら。ここまで極端にやると、ほとんどパロディだ。やはり緩急の起伏が大きく、非常に克明でなまなましい『死と浄化』に続く、『ティル・オイレンシュピーゲル』はまるでアニメ映画のような諧謔曲に仕立てられている。伸縮自在のテンポで戯画的な側面をこれでもかと強調するし、随所で浮き出てくる管楽器の表情づけも何とも奔放だ。白熱的な終盤の盛り上がりでは金管楽器の名技が全開。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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