サン=サーンス (1835-1921)

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CD 輸入盤

交響曲第3番『オルガン付き』、他 ネゼ=セガン&メトロポリタン管弦楽団

サン=サーンス (1835-1921)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ACD22540
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Canada
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ネゼ=セガン/サン=サーンス:交響曲第3番『オルガンつき』、他

ヤニック・ネゼ=セガンは、1975年、モントリオール生まれの指揮者。5歳からピアノを学んだネゼ=セガンは、地元の音楽院で、ピアノのほか、作曲、指揮、室内楽を学んだほか、アメリカで合唱の指揮についての研究も行い、音楽院卒業後には、器楽と声楽のアンサンブル“La Chapelle de Montreal”を設立して活動します。その後、様々な指揮者のもとで研鑽を積みますが、特に、1998年に出会ったカルロ・マリア・ジュリーニからは深い影響を受けたといいます。
 そうした積み重ねを経て、ネゼ=セガンの指揮者としての活動は本格的になり、2000年にはモントリオール・メトロポリタン管弦楽団の首席指揮者と芸術監督に就任、同じ年から2002年にかけてはモントリオール・オペラのミュージカル・アドヴァイザーを務め、コンサートとオペラの両面で活躍するほか、合唱指揮者や伴奏ピアニストとしても腕をふるうなど、マルチな才能を発揮しています。
 そんなネゼ=セガンだけに、活動の範囲はすでにカナダのみにとどまるものではなく、シュターツカペレ・ドレスデンや、バーミンガム市響、フランス国立管、トゥールーズ・カピトール国立管、フランクフルト放送響、ストックホルム・フィルなど数々の有名オーケストラに客演しているほか、各国のオペラハウスにも数多く登場し、『ヴォツェック』『ラクメ』『トゥーランドット』『ペレアス』『ボエーム』『コシ』『ティート』『愛の妙薬』『セビーリャの理髪師』などを指揮しています。また、2008年にはゲルギエフの後任としてロッテルダム・フィルの音楽監督に就任、今後の活躍についても大いに期待できそうです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・サン=サーンス:交響曲第3番『オルガンつき』[36:03]
 Adagio - Allegro moderato [10:30]
 Poco adagio [10:30]
 Allegro moderato - Presto [07:18]
 Maestoso [07:45]
・ギルマン::「頭を上げよ」による行進曲 [07:20]
・ヴィエルヌ:『ウェストミンスターの鐘』 [07:04]
・ヴィドール:オルガン交響曲第6番作品42-2〜アレグロ [09:37]
 フィリップ・ベランジェ(オルガン)
 グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
 ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

 録音時期:2005年12月7,8,10日
 録音場所:モントリオール、サンジョセフ大聖堂
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. Symphony No. 3 in C minor ('Organ'), Op. 78: Adagio - Allegro Moderato
  • 02. Symphony No. 3 in C minor ('Organ'), Op. 78: Poco Adagio
  • 03. Symphony No. 3 in C minor ('Organ'), Op. 78: Allegro Moderato - Presto
  • 04. Symphony No. 3 in C minor ('Organ'), Op. 78: Maestoso
  • 05. March on Handel's 'Lift Up Your Heads,' for Organ in F Major, Op. 15/2
  • 06. Pice de Fantaisie ('Carillon de Westminster') for Organ, Op. 54/6
  • 07. Symphony No. 6 in G minor for Organ, Op. 42/2: Allegro Vivace

ユーザーレビュー

総合評価

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名演です。同内容のSACD(SACD2-2231)はすで...

投稿日:2016/03/08 (火)

名演です。同内容のSACD(SACD2-2231)はすでに廃盤、非常に勿体無い。オルガン付きですが、比較的中庸なテンポで着実に音楽を構築していくタイプの演奏。第二楽章二部、マエストーゾからはテンポが上がり溌剌なフィナーレとなります。カナダも仏語圏であり、同じ都市にはデュトワの名盤を生み出したモントリオール響も存在しますが、本場やスイス仏語圏指揮者・オケの録音にあるようなやや客観的な視点で色彩感を鮮やかに描き出すタイプの演奏とは一線を画しています。 しかしドイツの指揮者など(エッシェンバッハetc)のような鈍重さには決してならないバランス感覚が素晴らしい。アプローチとしてはデ・ワールトに通ずるものが感じられます。それもそのはず、ネゼ=セガンはジュリーニに影響を受けると同時に短期間師事しており、その薫りが仄かに感じられるのです。オケも上手く、録音も楽器のニュアンス一つ一つまで細密に捉えられており優秀。特に低弦の響きは、教会というウェットな環境としては最高級のものではないでしょうか。 併録のオルガン曲も見事です。

Seiru さん | 千葉県 | 不明

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小気味良いテンポでの指揮振りが素晴らしい...

投稿日:2011/03/30 (水)

小気味良いテンポでの指揮振りが素晴らしいと思いました。颯爽とした秀演です。演奏に関しては文句の付けようがありません。この若い指揮者只者ではないですね。教会での収録という、残響の非常に多い状況ですが、各楽器も響きに埋もれてしまうことなく鮮明に収録されています。第1楽章のオルガンの深い低音も上々ですが、第2楽章第2部のオルガンの強奏部分から、急にオルガンの録音レベルが下がって、遠くに聴こえるように感じられたのが、唯一残念なところです。それを除けば、近年稀に見る素晴らしい「オルガン」交響曲です。

J.O. さん | 東京都 | 不明

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小気味良いテンポでの指揮振りが素晴らしい...

投稿日:2007/08/18 (土)

小気味良いテンポでの指揮振りが素晴らしいと思いました。颯爽とした秀演です。演奏に関しては文句の付けようがありません。この若い指揮者只者ではないですね。 教会での収録という、残響の非常に多い状況ですが、各楽器も響きに埋もれてしまうことなく鮮明に収録されています。第1楽章のオルガンの深い低音も上々ですが、第2楽章第2部のオルガンの強奏部分から、急にオルガンの録音レベルが下がって、遠くに聴こえるように感じられたのが、唯一残念なところです。それを除けば、近年まれに見ぬ素晴らしい「オルガン」交響曲です。

J.O. さん | 東京都世田谷区 | 不明

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