サン=サーンス (1835-1921)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

チェロ協奏曲第1番、第2番、白鳥、他 ガブリエル・シュヴァーベ、マルク・スーストロ&マルメ交響楽団

サン=サーンス (1835-1921)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573737
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

86年という長い生涯の間に、初期ロマン派から印象主義への変遷を目の当たりにし、晩年には映画音楽の作曲にも手を染めたというサン=サーンス。数多くの作品を残しながらも、現在演奏されるのは、その中の僅かな曲に過ぎません。その理由の一つに「作風が保守的であった」ということがあり、確かに亡くなる年に相次いで作曲されたクラリネット、オーボエ、ファゴットの一連の独奏管楽器のためのソナタにも、極めてロマンティックな感情があふれています。このアルバムに収録されたチェロ曲は、サン=サーンスの趣味の良さを端的に表すような情緒豊かな作品ばかりであり、チェロの技巧もくまなく活かされています。そして忘れてはいけないのが「白鳥」。揶揄や皮肉たっぷりの組曲「動物の謝肉祭」の中で、これだけが異彩を放つ名曲中の名曲。チェロの優雅なメロディは人々を強く引き付ける魅力を放っています。注目のチェリスト、シュヴァーベの演奏で。(輸入元情報)

【収録情報】
サン=サーンス:
1. チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33 (1872)
2. ロマンス へ長調 Op.36〜チェロと管弦楽版 (1874)
3. 組曲ニ短調 Op.16b (1919)
4. アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43〜チェロと管弦楽版 (1873/1876)
5. チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.119 (1902)
6. 組曲『動物の謝肉祭』第13曲『白鳥』(P.ヴィダルによるチェロと管弦楽版) (1886/c.1903)


 ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)
 マルメ交響楽団
 マルク・スーストロ(指揮)

 録音時期:2016年8月8-13日
 録音場所:スウェーデン、マルメ・コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

有名なチェロ協奏曲第1番に加え、演奏される機会が少ない第2番を含めサン=サーンスのチェロ作品が1枚に収められているのが嬉しい。気鋭のガブリエル・シュヴァーベのチェロは作品の持つ豊かな情緒や色彩感を引き出しており、難曲とされる第2番の協奏曲も鮮やかに弾きこなしている。(長)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
シュヴァーベのチェロが水際立った筆致を残...

投稿日:2018/04/22 (日)

シュヴァーベのチェロが水際立った筆致を残す 弾くというより書き出すといった風情だ 流麗であり軽みを失わない爽やかさは個性ある前途を予告している スーストロも自国のエスプリを生かす運びでサポートしていく サン=サーンスのチェロ・コンチェルト第1番は耳馴染みがあるが 第2番をはじめ”白鳥”以外の作品は耳にする機会が稀にしかない このセンシティブなチェロ作品はもっと頻繁に弾かれ聴かれていいものだ 小品も味わい深く愉しんだが 何と言っても第2コンチェルトだろう 聞いたことがあるはずだが 印象に残っていなかった 今度初めて意識を新たにした 第3交響曲「オルガン付き」と同じ構造で見かけは二楽章だが実質三楽章の定型である 作曲者67歳時の作品で第1コンチェルトから30年を経ている 時代は20世紀に入っていてもロマン派スタイルを堅持している 時代遅れと侮らず無心に耳傾けたいものだ いつの世でも人が保ち得たい精神と美意識が今も光を放っている 美しい魂に触れた思いだ あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

3

サン=サーンス (1835-1921)に関連するトピックス

協奏曲 に関連する商品情報

おすすめの商品