サン=サーンス (1835-1921)

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CD 輸入盤

サン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き』、ショーソン:交響曲、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 パレー&デトロイト響(平林直哉復刻)

サン=サーンス (1835-1921)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2075
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ポール・パレーのオープンリール・テープ復刻の第2弾は
サン=サーンスの『オルガン付き』!


【制作者より】
大好評の「パレー/フランス管弦楽曲集」(GS2051)に続くオープンリール・テープ復刻の第2弾です。今回の内容は、マルセル・デュプレがオルガンをつとめたサン=サーンス:交響曲第3番『オルガン付き】、ショーソンの交響曲、そしてドビュッシーの牧神の午後への前奏曲です。今回もテープの持つのびやかな音質をたっぷりと味わえます。

【解説書の内容】
GS2051に続き沼辺信一氏にたいへんに充実した解説を書き下ろしていただきました。また、テープのバックカードに記載されていたテクニカル・ノートの全訳も掲載しており、まさに読みごたえたっぷりです。(以上、平林直哉)

【収録情報】
1. サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 op.78『オルガン付き』
2. ショーソン:交響曲変ロ長調 op.20
3. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

 マルセル・デュプレ(オルガン:1)
 デトロイト交響楽団
 ポール・パレー(指揮)

 録音時期:1957年10月12日(1)、1956年3月24日(2)、1955年12月3,4日(3)
 録音場所:デトロイト、フォード・オーディトリアム(1) 旧オーケストラ・ホール(2,3)
 録音方式:ステレオ(セッション)
 使用音源:Mercury (U.S.A.)
 1:STC-90012(オープンリール・テープ、4トラック、19 センチ)
 2:MDS5-26(オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)
 3:MBS5-8(オープンリール・テープ、2トラック、19 センチ)

ユーザーレビュー

総合評価

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興味本位で購入しましたが、年配の方々は昔...

投稿日:2021/03/09 (火)

興味本位で購入しましたが、年配の方々は昔にこのような音源を聞いていたんだなって考えると当時の演奏はやっぱり凄かったんだなぁってのが分かります。

あじ さん | 不明 | 不明

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LP時代から気になる存在ではありましたが手...

投稿日:2012/04/26 (木)

LP時代から気になる存在ではありましたが手にすることはなかったパレー、復刻盤やら盤おこしやらの怪しげな言葉に苦い思いをしたこともありますが、選曲もいいので購入しました。 サン=サーンスは最近入手したマルティノンやロト盤に比べても私には充実感が感じられ好ましく思いました。(もちろんアプローチ方法が違うのでしょうけど。) データによればサン=サーンス、ショーソン、ドビュッシーの順に録音が古くなるようですが、ヒスもその順番に大きくなるように聞こえました。 (とはいっても、サン=サーンスなんかはヒスを感じる暇も無い・・・笑) 詳細な演奏評をするほどの鑑賞力はありませんが、買ってよかったと思える観点から★5つです。

manmansaru さん | 神奈川県 | 不明

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P.パレーは比較的ドイツ物を得意としていた...

投稿日:2012/03/08 (木)

P.パレーは比較的ドイツ物を得意としていたフランス指揮界の長老で毅然とした指揮ぶりがこの盤のデトロイトSOの1950年代の黄金時代?を保ったのでしょう・・・マーキュリーレーベルLPも今では懐かしいです。さて、ショーソンはフランクの弟子だけにこのあまり聴かれない唯一の交響曲はワグナー風で第1楽章は重い弦がテーマ・スタートし次第に高まりを見せて行きます。転じてテンポが速まるとムードは明るくなって経過もしますが管によるテーマがバックに流れ出しフィナーレで前面にティンパニーと共に強調され〆になります。とにかく少し地味なこの作品で散漫にならない様にパレーの構築力が発揮されています。第2楽章は落ち着いた運びながら決してダレず物思いに沈んだ弦からワグナー的咆哮も聴かれます。第3楽章の悪魔的舞曲の様な出だしは昔NHKTVニュースのバックに流れていた曲というのを思い出しました、この楽章中間部はやヽ脆弱性を見せコーダ近くはドヴォルザーク「新世界」終楽章主題と似た断片がしばしば提示されて雄大に静まる様に終結します(ショーソンの方がこのテーマは先行)。曲目自体は渋いものでありますが、演奏そのものはたいへん素晴らしくきちんと整えながらも、響きそのものには豊かな香りと独特の爽快感があります。このショーソン交響曲は1956年パレー70歳の時の録音で演奏タイムは@11’31A8’24B11’18であります。もう一つの交響曲、サン=サーンスの第3番は翌年1957年録音でタイムは@10’15A9’16B6’26C8’15で特に後半二楽章は比較的テンポを早めに進めています。第3楽章はこれも昔TVニュースがBGM入りで報じられた時しばしば用いられた曲です。そしてやってくる最終楽章は重鎮デュプレ(指揮者のパレーと同じフランス出身で同年同月生まれ・・・録音当時は両者71歳ということになりますね)のオルガンの長く引っ張る印象的エンディングで硬さの残る古い録音も挽回していますね。パレーの指揮はこの曲でも愛想をせず剛毅な演奏を展開しました。1955年録音のドビュッシーは聴いておりませんが本盤全体平林氏による音質改善も期待されますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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