美人ヴァイオリニスト、エリナ・ヴァハラが奏でる
コリリアーノ情熱の『レッド・ヴァイオリン』!
カップリングは指揮をつとめた
ヤーッコ・クーシスト作曲のヴァイオリン協奏曲!
SACDハイブリッド盤。美人ヴァイオリニスト、エリナ・ヴァハラが奏でる情熱のヴァイオリン! 収録曲は指揮をつとめたヤーッコ・クーシスト[1974-]作曲の『ライカ』とヴァイオリン協奏曲、カップリングはコリリアーノの『レッド・ヴァイオリン』です!
ヤーッコ・クーシストの『ライカ』はもともと四重奏(ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、クラリネット)のために書かれた作品(1998)です。オーケストラ・アレンジの当録音は冒頭の派手さから一変、クラリネットの技巧的パッセージと幻想的なハープのメロディが続き最後は壮大なクライマックスを迎える魅力的な作品です。同じくクーシストのヴァイオリン協奏曲は2000年より構想をあたためてきた満を持しての協奏曲で、自身が名ヴァイオリニストであるが故にヴァイオリン協奏曲に対するただならぬ思いがありました。この作品はカレヴィ・アホの交響曲第3番に触発されて作曲されたとのことです。まず驚きが冒頭。演奏開始から3分半ほどまでヴァイオリンの独奏で始まり、その後スケールの大きなオーケストラが登場します。非常に技巧的なパッセージがヴァイオリン・ソロとオーケストラ・パートに随所にあらわれ、シンフォニックな構成をとる大作です。
カップリングは『レッド・ヴァイオリン』! アメリカの現代作曲家ジョン・コリリアーノ[1938-]の作品で、自身が手がけた映画「レッド・バイオリン」の音楽を引用したヴァイオリン協奏曲です。数奇な運命を背負ったそのヴァイオリンの情熱を伝える名作です。ヴァイオリンがもつ可能性を最大限に生かした技巧が随所に散りばめられております。ダイナミックなサウンドはオーディオ・ファンも必聴のアルバムです!(キングインターナショナル)
【収録情報】
1. クーシスト:ライカ op.24 (2010)
2. クーシスト:ヴァイオリン協奏曲 op.28
3. コリリアーノ:ヴァイオリン協奏曲『レッド・ヴァイオリン』
エリナ・ヴァハラ(ヴァイオリン/1780年製グァダニーニ)
ラハティ交響楽団
ヤーッコ・クーシスト(指揮)
録音時期:2012年4月(3)、2012年8月(1,2)
録音方式:フィンランド、ラハティ、シベリウス・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND