ケージ、ジョン(1912-1992)

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CD 輸入盤

ドリーム、竜安寺、ピアノ協奏曲、フリーマン・エチュード、他 スコダニッビオ、ボンゲッリ、ネクスタイム・アンサンブル

ケージ、ジョン(1912-1992)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WER6713
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ケージが絶賛したコントラバス奏者、
スコダニッビオによるケージの演奏
究極にして至上の禅世界『竜安寺』は必聴。


色々なイライラがたまって突然叫びたくなる瞬間、なんともいえない気分になることが誰でもあるのでは。ケージのピアノ協奏曲は、そんな気分が持続しているような作品。突如として噴出する不満のような各楽器、時折入る叫び声など、ぎりぎりの狂気が収められています。
 『竜安寺』は、スコダニッビオが生前のケージの前で演奏し、「これ以上完璧な演奏は聴いたことがない」と激賞されたといいます。禅僧たちの読経の声のようでもあり、あの世とこの世の境、意識と無意識の境にある重く固い扉を徐に開こうとするようでもある低い音。ケージが描こうとした禅の世界を究極の形で音にして私たちに提示してくれます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ケージ:
・ピアノ協奏曲
・フリーマン・エチュード(原曲:ヴァイオリン/ステファノ・スコダニッビオ編)
・ドリーム(ピアノとコントラバス版/ステファノ・スコダニッビオ編)
・竜安寺(コントラバスとテープ版/ステファノ・スコダニッビオ編)
・ラジオ・ミュージック(5人の演奏家のための)Op.26
 ファウスト・ボンゲッリ(ピアノ)
 マヌエル・ズリア(ピアノ)
 ラブリツィオ・オッタヴィウッチ(ピアノ)
 マイク・スヴォボダ(トロンボーン)
 ジョヴァンニ・ダミアーニ(指揮)
 ステファノ・スコダニッビオ(指揮、コントラバス)、他

 録音:1995-2008年(デジタル)

収録曲   

  • 01. Concert, for Piano & Orchestra, for Piano & 13 Other Instruments in Any Combination
  • 02. Freeman Etudes Book 1, for Solo Violin: Freeman Etude No. 1
  • 03. Freeman Etudes Book I, for Violin Solo: Freeman Etude No. 2
  • 04. Freeman Etudes Book I, for Violin Solo: Freeman Etude No. 3
  • 05. Freeman Etudes Book I, for Violin Solo: Freeman Etude No. 4
  • 06. Freeman Etudes Book I, for Violin Solo: Freeman Etude No. 5
  • 07. Dream, for Piano
  • 08. Ryoanji, for Voice, Flute, Oboe, Trombone, Contrabass, Percussion, Chamber Orchestra & 2nd Voice Ad Lib
  • 09. Radio Music, for 8 Performers & 8 Radios

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同封されている日本語帯の誤訳が酷すぎる。...

投稿日:2020/01/26 (日)

同封されている日本語帯の誤訳が酷すぎる。 そもそもジョン・ケージの作品にはプリペアド・ピアノ協奏曲はあってもピアノ協奏曲というタイトルの曲は存在しない。 収録されている作品は正しくは『ピアノとオーケストラのためのコンサート』である。そう、音楽の教科書にも載っているあの五線譜にグニャグニャな線で囲まれた図形に中心音と指定楽器が記載されている楽譜の曲だ。どうも”Concert”と”Concerto”を見間違えて誤訳しているようだ。この曲だと分かれば購入する人の数が増えたのではないか? 2曲目のフリードマン・エチュードには『ヴァイオリン版』と記載されているがこの曲はそもそもヴァイオリンのための練習曲だ。それをスコダニッビオがコントラバスで演奏したものが収録されている。ジャケットには他の曲には『for contrabass and ○○』と記載されているのに対しこの曲には『transcribed from the original for violin by stefano scodanibbio』と記載されているところを見るとコントラバスでの演奏にあたって楽譜を多少弄っていることが伺われる。またCDにはこの曲のNo.1-5しか収録されていないが日本語帯にはその記述がない。 で、収録されている演奏についてだが、もともとはヴァイオリン等のもっと高い音域の楽器で演奏するところをコントラバスで演奏しているので、どの曲も暗く重たい感じに仕上がっている。まるで深海のようだ。静寂の空間に少しだけ添える音楽としては素晴らしいと思う。

ぶりてん さん | 長崎県 | 不明

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