ケイン・岩谷ゆかり

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沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか

ケイン・岩谷ゆかり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822250232
ISBN 10 : 4822250237
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
538p;19

内容詳細

アップルCEO、ティム・クックが名指しで批判した話題作!
「Haunted Empire」の日本語版。

元ウォール・ストリート・ジャーナルのエース記者であり、
スティーブ・ジョブズの肝臓移植をスクープした著者が、
約4年、200人以上に取材を重ねて明らかにした真実。

iPhone、iPadなど世界を驚かすイノベーションを次々生みだした偉大な企業、アップル――。
カリスマ創業者、スティーブ・ジョブズは自らとアップルをクレイジーな反逆者と位置づけ、
体制に逆らうイノベーターと見せてきた。
しかし、いつしかアップルは追われる立場となり、横暴な巨人と言われるようにもなる。

アンドロイドとの競合、特許闘争、今は亡き天才・ジョブズの影、
地図アプリへの非難、中国からの反発、生まれないイノベーション、きしむ社内――。

人々を魅了する帝国は苦悩し、輝きを失いつつあるのではないか。
このまま、沈んでいってしまうのか。

日本生まれ、米国育ちのジャーナリストが、米国、英国、中国、台湾、日本などで
約200人に取材した事実からアップルの過去、現在、未来を徹底的に明らかにする。

【著者紹介】
ケイン・岩谷ゆかり : ジャーナリスト。1974年、東京生まれ。ジョージタウン大学外交学部(School of Foreign Service)卒業。父の仕事の関係で3歳の時に渡米、シカゴ、ニュージャージー州で子ども時代を過ごす。10歳で東京に戻ったものの、15歳で再び家族とメリーランド州へ。大学3年の時に1年間上智大学へ逆留学したが、その後アメリカへ再び戻る。アメリカのニュースマガジン、U.S.News and World Reportを経て、ロイターのワシントン支局、サンフランシスコ支局、シカゴ支局で勤務後、2003年末に特派員として東京支局に配属

井口耕二 : 1959年生まれ。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳活動のかたわら、プロ翻訳者の情報交換サイト、翻訳フォーラムを友人と共同で主宰するなど多方面で活躍している

外村仁 : 戦略コンサルティング会社のベイン・アンド・カンパニーを経て、アップル社でマーケティングを担当。ジョン・スカリーからスティーブ・ジョブズまで5年間で4人のCEOに仕える。スイスIMDでMBAを取得後、シリコンバレーで起業、ストリーミング技術の会社を立ち上げ、売却。ファーストコンパスグループ共同代表、スタートアップ数社のアドバイザーやOpen Network Labの起業家アドバイザーなどのほか、エバーノート日本法人の会長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 5 よういち さん

    アップルという企業がどれほどスティーブ・ジョブズという人物に頼ってきたかということが痛いほど分かる。スティーブ・ジョブズ亡き後を継いだティム・クック、方向性も見えず、世界を揺るがすようなリリースは未だ見られない。◆そもそもスティーブ・ジョブズなる人物は並の人間ではない。21歳で友人とアップル社を立ち上げたジョブズは翌年、マッキントッシュを世に出し、脚光を浴びる。しかし、その破壊的な言動と全てを犠牲にしての完全主義のためアップルを追放される。後にアップルは倒産の危機に直面するが、それを救ったのはジョブズだ。

  • Jun 1960 さん

    非常におもしろかった。ただ、あとがきにも書いてあるように、アメリカでは、Amazonの書評は、賛否真っ二つに割れているようです。Apple信者と、そうでない冷静な見方ともいえますが。でも、何が起ころうとも、ジョブズが、クックに遺言として言った、「ジョブズだったらどうするか?じゃない。自分が正しいと思ったことを、やれ!」がある限り、Appleは突き進むと信じてます。という自分はApple信者ではあるけどね。

  • GASHOW さん

    WWDCでiphone7の発表日にこの本を読んだのは、感慨深い。ジョブスがいなくなってから革新的な製品が提供されなくなってきたと言われていた。iphone7からイヤホンジャックを捨て、MacbookからUSBを捨てタイプCに変えた。クックは、「ジョブスならどうするだろうと考えるのではなく正しいことをしよう。」と述べている。時代を切り開く商品を一定の間隔で発明し、多くの製品を作り出し、その品質を保証し、売上も確保するということは並大抵のことではない。クックの後任こそが難しいかもしれない。

  • Arowana さん

    ブラック・オア・ホワイトではないけれど、何事も光と闇があるということで(^_^;) アップルという巨大なリスク…。日本の産業もただではすまないでしょうね、これは。Apple、Google、Amazon…etc。便利コワすぎる世の中!そして自発的にシステムに支配されていく自分…。うーん、SFが現実化していきますね。

  • 牧神の午後 さん

    うーん、筆者は何を言いたいのだろう。Appleにいつまでも信じられないイノベーションを産み続けて欲しいのか?でも、それはムリな話した。人が成長するように会社も成長する。あの悪の帝国(笑)MSが、いまやevilGoogleに比較されるほどにね。ましてやJobsという希代のカリスマ暴君がいなくなったのだ。方向が変わるのも当然。ヘルスケアやアップルペイのようにイノベーションの方向が変わったのだ。それを見ずに、文句を言うのだから悪意を持ってイチャモンをつけているように感じてしまう。そりゃ、クックも文句を言うよね。

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ケイン・岩谷ゆかり

ジャーナリスト。1974年、東京生まれ。ジョージタウン大学外交学部(School of Foreign Service)卒業。父の仕事の関係で3歳の時に渡米、シカゴ、ニュージャージー州で子ども時代を過ごす。10歳で東京に戻ったものの、15歳で再び家族とメリーランド州へ。大学3年の時に1年間上智大学へ

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