シャーロック・ホームズ殺人事件 上 ハヤカワ・ミステリ文庫

グレアム・ムーア

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784151825514
ISBN 10 : 4151825517
フォーマット
出版社
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
298p;16

内容詳細

シャーロック・ホームズ研究家団体の会合で、大発見を報告するはずだった研究家が死体で発見される。事件の鍵はコナン・ドイルの未発見の日記にある―そうにらんだ若きシャーロッキアンのハロルドは、事件の真相と日記を求めてロンドンへ。そこでは予想外の冒険が待っていた…いっぽう世紀末ロンドンでは、ドイルその人が連続殺人を追って怪しい裏街へ向かっていた!時空を超えて二つの事件が絡みあう歴史ミステリ。

【著者紹介】
グレアム・ムーア : 2015年に日本公開されたベネディクト・カンバーバッチ主演作「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」の脚本を担当し、第87回アカデミー脚色賞を受賞した注目の脚本家。シカゴ生まれでニューヨーク育ち。コロンビア大学で宗教史を学び、2010年に『シャーロック・ホームズ殺人事件』で作家デビューを飾った

公手成幸 : 1948年生、1972年同志社大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nuit@積読消化中 さん

    世紀末ロンドン、コナン・ドイルが連続殺人事件に挑む!もう一方では、現代のシャーロキアンがドイルの失われた日記を巡る殺人事件を追う!といった二つの時代の話が交互に流れる。ドイルのパートナーとして、ちょいちょいブラム・ストーカーが出てくるのが個人的にはお気に入りなのだが、ブラムはそれほど活躍しないのが物足りなくも感じる。この二つの時代の事件が下巻で結びつくのだろうが、鈍い私はまだまだ謎解き犯人探しが出来ておらず(苦笑)。下巻へ進みます!

  • 鐵太郎 さん

    ホームズの名を冠していますが、ここにはホームズはまったく出てきません。出てくるのは、1893〜1900年の、おぞましい魔物であるシャーロック・ホームズをライヘンバッハの滝に葬ったコナン・ドイルと、2010年の時代に原題の「Sherlockian」、つまり特別なホームズ愛好者であるハロルド・ホワイト。彼らが現在と過去の二つの殺人事件を追います。 ──始めは取っつきにくかったのですが、こういう趣向は面白い、展開もスリリングです。さて、どんな決着が見られるのか。

  • タッキー さん

    本の装丁に惹かれて買った一冊。作者はアカデミー脚色賞も受賞したことのある脚本家とのこと。現代とコナンドイルの活躍する1900年頃が交互に展開するストーリー。あまりの人気でホームズを殺さざるを得なかったドイルの苦悩が本当っぽく描かれています。そのドイルがホームズばりの推理で殺人事件に挑む一方、現代パートでは、ドイルの失われた日記を主人公のシャーロキアンが追うという展開。下巻でこの二つのパートがどう交わるか注目です。

  • ホーリー さん

    現代の事件と、ホームズをライヘンバッハの滝に葬った後のコナン・ドイルの時代を交互に描くスタイル。ドイルやブラム・ストーカーは実在の人物でも、描かれてる事柄はほぼフィクション。しかしながら、時代の雰囲気がよく出ていて楽しめました。 ミステリーというよりは、シャーロキアントリビア小説の色が濃い作品です。。

  • J・P・フリーマン さん

    2010年と1900年のストーリーを1章ごとに交互に展開されます。現代編はベイカーストリートイレギュラーの新メンバーになったハロルドが探偵役。失われたドイルの日記を発見したシャーロキアンが殺害された事件に取り組みます。過去編はコナン・ドイルが探偵役で、連続殺人事件を調査することになります。

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グレアム・ムーア

1981年シカゴ生まれの作家・脚本家。2010年に作家デビュー。2014年の映画“イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密”で、アカデミー賞脚色賞を受賞

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