CD 輸入盤

グラズノフ:交響曲第5番、チャイコフスキー:『眠りの森の美女』から4曲 ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル(1979)

グラズノフ(1865-1936)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT064
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

ムラヴィンスキーの日本における最後の演奏会
グラズノフ:交響曲第5番、チャイコフスキー:『眠りの森の美女』から4曲

それにしてもムラヴィンとレニングラード・フィルの精徴さは異常というほかなく、金管はもとより、つやの乗った弦の美しさと全て極上。それが今回見事にとらえた録音です。
グラズノフはこの日団員2名が亡命するアクシデントがあり公演中止かという極限状況下で、全員がいつも以上の力を出し切り、何とも熱い演奏を展開。68年モノラル録音との違いは歴然、作曲家独特のデリケートなニュアンスが捉えられています。素晴らしさのあまりグラズノフを偏愛する某氏をして『神棚にでも供えて置きたい代物。他を捨ててもこの一枚で十分』と言わしめたほど。

また、ムラヴィン6歳の音楽初体験『眠り』はいわば将来を決めた作品。重要性に反して48年SP復刻しかなく、これまでまともに聴けなかった曲目でした。演奏はとにかく凄まじいの一語。序奏の打楽器の炸裂、有名なワルツ冒頭など、ロシアの指揮者の誰よりも強烈で巨大。かくも甘さを排したチャイコも稀。当シリーズの中でも最も衝撃的な一枚。(T.O.)

【収録情報】
・グラズノフ:交響曲第5番変ロ長調作品55
・チャイコフスキー:バレエ『眠りの森の美女』より 序曲
・チャイコフスキー:バレエ『眠りの森の美女』より アダージョ
・チャイコフスキー:バレエ『眠りの森の美女』より パノラマ
・チャイコフスキー:バレエ『眠りの森の美女』より ワルツ
 レニングラード・フィルハーモニー
 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
 録音:1979年6月8日NHKホールでのライヴ(ステレオ)


CDは国内プレスとなります。

総合評価

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1979年来日時のCDは2枚出ていると思いま...

投稿日:2016/04/28 (木)

1979年来日時のCDは2枚出ていると思います。5/21東京文化会館と6/8NHKホールの演奏で、当CDは後者です。内容は異なるものの、聴き比べると明らかにNHKホールの音は悪い。録音が悪いというよりはNHKホールの音響そのものが悪いためと推測いたします。そもそもクラシック音楽を、それもムラヴィンスキーをNHKホールなどで演奏させてはいけないのです。

seba さん | 静岡県 | 不明

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チャイコフスキーの5番と間違えて買ってし...

投稿日:2012/06/05 (火)

チャイコフスキーの5番と間違えて買ってしまった。なので「なんじゃこりゃ! 俺の馬鹿!」と最初は思ったが、良いじゃん!グラズノフ!カッコ良い。その後他の指揮者の5番もいくつか聴いてみたが、1楽章を冗長で退屈に演奏するものばかりで、同じ曲とは思えなかった。この曲に出会った最初がムラヴィンスキーというのは至極幸運だったのだろう。ほんと他のCDを買わなきゃよかった。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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注目はグラズノフの交響曲。知らない曲では...

投稿日:2009/04/27 (月)

注目はグラズノフの交響曲。知らない曲では無かったがこんなに良い曲とは思わなかった。カリンニコフのそれに似ているが、それより良い。良い曲だと分かったのはやはりムラヴィンスキーの演奏が良いからでしょう。大指揮者は「分かりにくい曲をわかりやすく伝える能力が大きい」のですね。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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