クープラン、ルイ(1626-1661)
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クープラン、ルイ(1626-1661) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

7件
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  • Christophe Roussetは2010年にも、同じ仏HMからLouis ...

    投稿日:2019/03/23

    Christophe Roussetは2010年にも、同じ仏HMからLouis Couperin作品集を出しており、今回の新しい作品集と合わせて(曲の重複が無いので)Louis Couperin全作品のほとんどを録音した事になるでしょうか。今回は録音のコンセプトが前回と異なるようですが(フィルハーモニー・ド・パリ所蔵の歴史楽器による初録音)、収録作品数も前回より遥に多い68曲、CD2枚にいっぱいいっぱいと非常にヴォリューム満載(前回は同じCD2枚に38曲)。Louis Couperinの演奏では数年前に、Richard EgarrによるCD4枚の全集が出てますが、Egarrの繊細を極めた演奏と比較すると、前回のRoussetのはどちらかといえば、構造的・構築的であり、Louis Couperinの重厚さ・劇性が強調された反面、細部の細やかさ、微妙な味わいにはまだ乏しい印象でした。今回の新録音、Roussetの基本的な姿勢は全く変わってないようですが、前回より重量級のCDであるにも関わらず、遥かに印象は軽やかで味わいが増しているように思います。構築的・劇的でありながら、決して重々しくがんじがらめにならず、全体で2時間半もの演奏がいつのまにか聴き通せてしまいます(前回は1時間半を聴き通すのがしんどかった!)。あまりにも月並みな文言ですが、やはり前回から10年を経たRoussetの円熟、としか言い様のないものが今回の新録音には表れているように思います(楽器の違いも大きいかも知れませんが)。もちろん他の奏者の録音に、これ以上のLouis Couperinの表現が無いわけではありませんが(1970年代のLeonhardtのDHM盤や、ごく最近のPinnockのPlectra盤!)、それでもEgarrの全集同様、現在求め得る最上のLouis Couperin演奏の一つとして、多くの古楽ファンにお薦めできる好演集ではないでしょうか。

    mimi さん

    4
  • R.Egarrの思い入れが感じられる全集盤と思います。L.C...

    投稿日:2013/07/17

    R.Egarrの思い入れが感じられる全集盤と思います。L.Couperinをまとめて聴いた経験はそう多くないですが、その作品は甥のF.Couperinと全く異なり、ルネサンス的に非常に堅固な構成を骨格としていると思います。Egarrの演奏は作曲家のその点を活かしつつ、常に柔らかな詩情を漂わせており、古典的骨格と詩情、そして時折見せる強い表現のバランスが素晴らしいと思います。CD構成も、一枚一枚、曲の性格を考慮して構成されていると思われます。往年のレオンハルトや数年前のルセに比較すると、音楽構築の厳格さの点では一歩劣る面もありますが、全体として第一級の全集であることは間違い有りません。やや価格は高いですが、古楽ファンなら揃えておく価値が充分あると思います。

    mimi さん |50代

    4
  • 由緒ある楽器で緊張感をもった演奏が繰り広げられます...

    投稿日:2010/08/12

    由緒ある楽器で緊張感をもった演奏が繰り広げられます。もう少しのんびりした、というかホッとできる雰囲気があってもよいのでは、とも思いますがこれはこれで最上の演奏です。

    BACH練習中 さん

    0
  • F.クープランの陰に隠れて目立ちませんが、ルイのこの...

    投稿日:2008/06/15

    F.クープランの陰に隠れて目立ちませんが、ルイのこの曲集は全く素晴らしいです。バッハとは全く違うアプローチですが、音楽のスピリットを十全に感じるものです。それにしてもレオンハルトは素晴らしい。

    JSB さん

    0
  • 久しぶりにグレミー=ショーリャックの演奏を聴いた。...

    投稿日:2007/07/02

    久しぶりにグレミー=ショーリャックの演奏を聴いた。ヴェイロン=ラクロワに学び、かつてはオリジナル楽器を使いながらも古めかしく、正直余り洗練されていない演奏をしていた。しかし、この円熟した演奏は以前とは似ても似付かず、予想を遥かにいい方向に裏切ってくれた。ルイ・クープランの幻想的な曲想が非常に表情豊かに奏でられている。ヘ長調のトンボーに至っては、レオンハルトよりも洗練された世界で、私にとってこの曲のベストとなった。予想以上の収穫となった一枚!

    グラシル さん

    1
  • 初めの音を聞いた瞬間から,不思議な空間へと誘い込ま...

    投稿日:2004/01/31

    初めの音を聞いた瞬間から,不思議な空間へと誘い込まれた. これが本当に300年以上も前の曲であり,その時代に造られた古楽器による演奏なのかと.音楽を知らない私がそんなことを思っているうちにも,次から次へと新たな光景が繰り広げられる.音色は明るいのだが,なぜか記憶の底に深く重く沈んでしまっている昔見た景色をぼんやりと思い出す.私の見ている景色は,この音楽の描き出す世界に合致しているのかなどと思ううち,31の曲が流れ,また最初から聞き始める.ひたすら美しい曲に惹かれてそんな繰り返しを何回もしてしまった. Kitay

    ゆ・りの父 さん

    0
  • クラヴサンの調律の所為か、レオンハルト盤などとは隔...

    投稿日:2002/05/01

    クラヴサンの調律の所為か、レオンハルト盤などとは隔絶した響きを感じさせるが、この作曲家が気に入った向きには十分お勧めできる。大クープランのルーツをたどりたい方も是非。

    said さん

    0

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ありがとうございました

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