クープラン、フランソワ(1668-1733)

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CD 輸入盤

クラヴサン曲集 ブランディーヌ・ヴェルレ(2011)(2CD)

クープラン、フランソワ(1668-1733)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AP036
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ブランディーヌ・ヴェルレ
至高のF.クープラン新録音登場!


フランスが生んだ名クラヴサン奏者ブランディーヌ・ヴェルレ、待望の新録音の登場です! ヴェルレのF.クープランといえば、1976-80年にかけて全曲録音されたアストレの名盤(近年XRCD化(JMXR.24510)もされ話題となりました)が有名ですが、今回、アンリ・エムシュの銘器を奏でての新録音となりました。
 1942年生まれのヴェルレ。間もなく70歳となる現在も、ますます磨かれた知性と信念に満ちた演奏を展開しています。彼女ならではの絶妙なテンポ設定も、節度ある美しい装飾、絶妙なアーティキュレーションや間の取り方など、すべてが最上級に活きるためのものであることにすぐ気づかされます。フランス・バロック演奏のひとつの真の姿がここにある、といっても過言ではないでしょう。ヴェルレのライフワークともいえるF.クープランとその作品に対する、最上級の敬意と真摯な愛情に満ちた演奏です。
 録音は、アンブロワズィ・レーベルなどでも長年エンジニアを務めている名人ニコラス・バルトロメーが担当。楽器がフルに鳴り響いている様子、ヴェルレのニュアンスを楽器がもらさずキャッチしている様子がわかる優秀録音です。ブックレットにはヴェルレ女史がF. クープランに宛てて書いたメッセージが収められており、こちらも興味津々です。
 ヴェルレは1942年、パリに生まれました。マルセル・ド・ラクール(パリ国立高等音楽院にチェンバロ科を設立した人物)にチェンバロを師事、1963年にミュンヘン国際コンクールのチェンバロ部門で満場一致の第1位と特別賞を受賞しました。その後ユゲット・ドレフュスのもとでさらに研鑽を積むほか、ルッジェーロ・ジェルリン(1899-1983、ランドフスカの弟子)や、ラルフ・カークパトリック(1911-1984、N.ブーランジェにピアノを、ランドフスカにチェンバロを師事。D.スカルラッティ作品のK番号の頭文字でおなじみ)らの薫陶も受けていました。70年代からフィリップスに、90年代からはアストレでレコーディングを行いました。実に約30年以上ぶりとなるフランソワ・クープランの新録音となる当盤、注目です!(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1
F.クープラン:
・クラヴサン曲集第2巻 第7組曲
 メヌトゥ嬢/子供の時代−ミューザの誕生、幼年期、思春期、逸楽/バスク風/シャーゼ/気ばらし
・クラヴサン曲集第2巻 第8組曲
 ラファエル(女流画家)アルマンド〜オーゾニエーヌ(女流詩人)/クーラント第1、2番/サラバンド(風変わり)/ガヴォット/ロンドー/ジグ/パッサカリア/モラン嬢

CD2
・クラヴサン曲集第4巻 第25組曲
 空想にふける女/神秘的な女/モンフランベール夫人/勝利したミューズ/さまよう亡霊たち
・クラヴサン曲集第4巻 第26組曲
 病み上がりの女/ガヴォット/ソフィ/とげのある女/パントマイム
・クラヴサン曲集第4巻 第27組曲
 アルマンド~ 上品な女/けしの実/中国風/頓智

 ブランディーヌ・ヴェルレ(チェンバロ)
 使用楽器:1751年製アンリ・エムシュ(フレデリク・アース・コレクション)

 録音時期:2011年11月12-16日
 録音場所:ベルギー、サン・レミ・ドゥ・フラン・ヴァレ教会
 録音方式:ステレオ(セッション)
 ジャケットのヴェルレの肖像:H.クレイグ・ハンナによる

ユーザーレビュー

総合評価

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ヴェルレさんのクープランに対する愛情と感...

投稿日:2013/09/30 (月)

ヴェルレさんのクープランに対する愛情と感謝があふれているCDです。クープランンは母の愛情を受けたお陰で、女性を優しく描写した音楽を残したのだ、とヴェルレさんは述べています。録音も素晴らしく1751年製、エムシュのクラヴサンの響きが見事にとらえられています。大推薦。

アーノンクール さん | 岡山県 | 不明

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