クロード・レヴィ・ストロース

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親族の基本構造

クロード・レヴィ・ストロース

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787231802
ISBN 10 : 4787231804
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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22cm,844,68p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hitotoseno さん

    凄まじい。別に交叉イトコ婚の精密な分析やそれを叩き台にした数学的構造の抽出が凄いって言ってるんじゃない(そもそも私には何が書いてあるかわからないから判定するすべもない)。本書の凄味は人類学の叡智を結集し、時には論敵との論争を遠慮なく盛り込み、更には他人にappendixを書かせるほど豊かな構えを持ちながら見事な統一を示しているところにある。何より合間合間に挟まれる「未開民族」の挿話が面白い。結婚できない男は女から施しを受けなければならないだの、離婚して再婚できない女は共同体に裁判を起こすだの……

  • roughfractus02 さん

    習慣の外にいると人は習慣を対象として語りうると考えるが、習慣から独立した者はいない。習慣の中で習慣を問う時、問いの再帰性が習慣への疑念を語りうるものにする。前者であるべき人類学者が異文化の規則を群構造で取り出すのは、自ら属する習慣の規則に再帰的問い(疑念)があるからだ。アンドレ・ヴェイユの協力を得た著者が親族関係を群構造(カリエラ族とクラインの四元群、タラウ族と4位の巡回群)を適用し、「交叉イトコ婚」なる規則を見出す本書では、自らの習慣に根付く歴史的逐次性への疑念が作り出す無意識なる演算機械が見えてくる。

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