クレイン、アレクサンドル(1883-1951)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

クレイン一族の音楽〜ピアノ作品集 ネムツォフ

クレイン、アレクサンドル(1883-1951)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH13059
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

濃厚なユダヤ色。
クレイン一族のピアノ音楽が日の目を見た


クレイン一族は、20世紀前半のロシア・ソヴィエトのユダヤ系作曲家。ロシア音楽史では名のみ知られながら、作品を聴く機会はほとんどありませんでしたが、グリゴーリ[1879-1957]とアレクサンドル[1883-1951]兄弟と、グリゴーリの息子ユリアン[1913-1996]のピアノ曲を、ロシア系ユダヤ音楽のエキスパート、ヤーシャ・ネムツォフが世界初録音。
 グリゴーリとアレクサンドルの作風は、当時のロシア音楽界で流行していたアヴァンギャルドなもの。スクリャービンの影響下にありながらも、ユダヤ素材を多用しているため、独特な東方的エキゾチシズムに満ちています。革命後、アレクサンドルは社界主義リアリズムに沿った作風に転向し、それなりのポストに就きますが、孤高のグリゴーリは完全なアウトサイダーとして貧困生活を余儀なくされます。彼のピアノ・ソナタ第2番は非常に高度な作曲技法を示す傑作で、ユダヤ色も濃厚、彼の個性がすべて盛り込まれています。
 グリゴーリの息子ユリアンは2歳からピアノを弾くなど神童ぶりを示しますが、両親の経済状況ゆえ養護施設にも預けられるなど苦労し、1928年から32年までパリに留学、エコール・ノルマルでポール・デュカスに師事しました。彼のピアノ・ソナタは11歳の作で、わずか12日間で作曲されたという驚くべきもの。いずれも隠れたロシア・ピアノ音楽の宝と申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
アレクサンドル・クレイン:
・小詩集 Op.30 (1920/22)
・ユダヤの主題による2つの小品 (1925)
・トルコの主題による2つの小品 Op.46 (1930)
・甘美な詩 Op.18-2 (1915)
・若者のスケッチ Op.2より(プロローグ/夜想曲/感傷的な時/ワルツ) (1902/11)

グリゴーリ・クレイン:
・ピアノ・ソナタ第2番 Op.27 (1924)
・幻影 Op.17-1 (1912)

ユリアン・クレイン:
・スロヴァキアの主題による小品 (1956)
・ポール・デュカス追悼の小品 (1936)
・ピアノ・ソナタ Op.7 (1924)

 ヤーシャ・ネムツォフ(ピアノ)

 録音時期:2012年6月
 録音場所:シュトゥットガルト、SWR室内楽スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

器楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品