クレイトン・m.クリステンセン

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イノベーションの最終解 ハーバード・ビジネス・セレクション

クレイトン・m.クリステンセン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784798132310
ISBN 10 : 4798132314
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
追加情報
:
460p;20

内容詳細

ハーバード・ビジネススクールの看板教授のひとり、クリステンセン教授が、「イノベーション」という言葉を世に知らしめた『イノベーションのジレンマ』、イノベーション・マネジメントの新基準を示した『イノベーションへの解』などで展開してきた理論を、さまざまな業界に応用し、イノベーションがもたらす破壊を予見するための手法を示した画期的到達地点。業界全体の動向を判断するための理論的枠組みを提示し、ビジネスチャンスのありか、競争相手の実力、戦略的判断、非マーケット要因の見きわめ方を詳述し、業界全体の未来を見通すレンズを提示する。

目次 : 第1部 理論を分析に用いる方法(変化のシグナル―機会はどこにある?/ 競争のバトル―競合企業の経営状況を把握する/ 戦略的選択―重要な選択を見きわめる/ イノベーションに影響を与える市場外の要因)/ 第2部 理論に基づく分析の実例(破壊の学位―教育の未来/ 破壊が翼を広げる―航空の未来/ ムーアの法則はどこへ向かうのか?―半導体の未来/ 肥大化した業界を治療する―医療の未来/ 海外のイノベーション―理論をもとに企業と国家の戦略を分析する/ 電線を切断する―通信の未来/ 結論―次に来るのは何か?)

【著者紹介】
クレイトン・M.クリステンセン : ハーバード・ビジネススクール(HBS)の看板教授であり、イノサイト社の創設者。1975年ブリガムヤング大学経済学部を首席で卒業後、77年英国オックスフォード大学で経済学修士、79年HBSで経営学修士取得。卒業後、米国ボストン・コンサルティング・グループにて、主に製品製造戦略に関するコンサルティングを行いながら、ホワイトハウスフェローとして、エリザベス・ドール運輸長官を補佐。84年MITの教授らとともに、セラミック・プロセス・システムズ・コーポレーションを起業し、社長、会長を歴任

スコット・D.アンソニー : ダートマス大学で経済学を学び、主席で学士号を取得。HBSでは優等でMBAを取得。イノサイト社の共同経営者

エリック・A.ロス : ミドルベリー大学で国際政治経済学士、HBSでMBAを取得。マッキンゼーに勤務するコンサルタント

玉田俊平太 : 関西学院大学経営戦略研究科教授。博士(学術)(東京大学)。ハーバード大学大学院にてマイケル・ポーター教授のゼミに所属、競争力と戦略との関係について研究するとともに、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受ける。筑波大学専任講師、経済産業研究所フェローを経て現職。研究・技術計画学会理事。平成23年度TEPIA知的財産学術奨励賞「TEPIA会長大賞」受賞

櫻井祐子 : 翻訳者。京都大学経済学部卒業、オックスフォード大学大学院経営学研究科修了(M.Phil.)。東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    三部作の第3番目は、著者のクリステンセンと弟子二人の合作となっています。最終解とはいうものの、私はこれが書かれた後もまだイノベーションは続くと思っています。この後にイノベーションへの解の実践編が出されていますので読むつもりですが、これで終わりにしないで最近の技術についての本を書いてもらいたいと思います。付章のバリューチェーンは非常に興味深く読みました。最後の用語集と註がよく訳されていて参考になりました。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    2004年初出。資源とは、組織が購入、売却、構築、破壊できるモノや資産。プロセスとは、組織が資源の投入をより価値の高い産出に変換する確立された仕事のパターン。価値基準は、組織が資源を配分する際に参照する基準を決定(7頁)。イノベーションは、それが起こる環境とは切り離せない(61頁)。イノベーションが成功する環境:動機づけとは、イノベーションを促す史上インセンティブ。能力とは、資源獲得、資源を製品・サービスに変換、顧客に提供する能力(62頁)。

  • 手押し戦車 さん

    イノベーションには破壊型の非常識が時間の経過とともに、常識化して継続的な活動に変わってくる。手軽さか高級さのどちらかを選択して入ってくる。手軽さは低価格と便利さを徹底的に追求して、高級さはブランド、品質を徹底的に追求する。両方のイノベーションも昨今、消費者の動きが変わり心の豊かさを追求する時代に入り第三のイノベーションを待っている。コミュニケーションから生まれる思いやりや動機付けによる消費行動を五感に訴えるて行く五感型イノベーションが手軽さや高級さ価格を弾き飛ばし、今まででは考えられない動きが生まれる

  • onaka さん

    最新刊の翻訳ではなく、10年前に書かれた、イノベーション三部作中三冊目の新訳。『ジレンマ』と『解』を読んでいる人にはとっつきやすい完結編だが、事例はちょっと古い。理論のレンズを通して、いま起きている現象を分析して見るのも一興かと。

  • レーモン さん

    個人的にイノベーションに限界がやってきているように思います。もちろんイノベーションをする必要がないとか、もうこれからはそんなことは起きないとかは思っていません。だけど、昔みたいにどんどんと多くのものが短期間に出てくるなんてことはないように思います。だからこそ、イノベーションのことをもっと真剣に考える必要があると言っているように感じました。

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