あの森へ 児童図書館・絵本の部屋

クレア・A.ニヴォラ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566007901
ISBN 10 : 4566007901
フォーマット
出版社
発行年月
2004年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,1冊

内容詳細

少年はいつも、森は怖いところだと思っていた。村のはずれにある、暗くて不気味なところだと。ある日、あんまり怖くて我慢できなくなった少年は決心した。森が本当に怖いところなのかどうか確かめることを…。

【著者紹介】
クレア・A・ニヴォラ作 : 評価を得たイラストレータであるとともに物語の書き手としても活躍。現在、米国のマサチューセッツ州、ニュートン・ハイランズに、ご主人と二人のお子さんとともに暮らしています

柳田邦男 : 1936年栃木県生まれ。NHK記者時代の1971年に連続航空事故の謎を追った『マッハの恐怖』を書き、翌72年第3回大宅荘一ノンフィクション賞を受賞。その後、フリーの作家活動に入り、現代人の「いのちの危機」をテーマに、災害、事故、公害、医療、戦争などについての作品を発表してきました。最近は、医療問題の他、心の危機、言葉の危機、絵本の重要性などの問題に積極的に発言しています。1995年にノンフィクション・ジャンルの確立への貢献と『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』の執筆に対し、第43回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この絵本も柳田邦男さんの訳です。非常にきれいな色合いと結構緻密な書き方での森や野原などの絵が見る人の目を癒してくれます。主人公は小さなかわいらしい鼠で森に行くことだけの話ですが、見ているだけでもいいと思いました。

  • Rosemary* さん

    ねずみくんは、いつも怖いと思っている森が本当かどうかを確かめようと、一大決心をします。何度も何度も後ろを振り向く様子に、挑戦する気持ちと恐怖心とのせめぎ合いがよく表現されている。森の中にはいってみると、怖いどころか、とても美しく、柔らかくて、温かな気持ちになるところだった。一歩踏み出した自信に満ち溢れた姿は、とても誇らしく大きく見えた。未知なる道に挑戦し成し遂げることは、成長する過程で必要なんだとつくづく感じました。

  • Willie the Wildcat さん

    不安と好奇心の狭間。心の壁。一歩踏み出すきっかけ。その後の一歩、一歩も成長の過程。心のドキドキ感が新鮮であり、子供の頃のちょっとした冒険時の心境を思い出す。主人公を思わず応援したくなる!絵は、ヨーロッパの印象画風。森の”表情”、特に、緑の使い方が印象的。柳田氏が絵本の翻訳というのも意外・・・。

  • 小夜風 さん

    【図書館】村はずれの暗くて不気味な森が怖いネズミのぼく。夜は悪夢を見るし、昼間でも森のことを思い出すと怖くなった。あんまり怖いのでぼくは決心します。森が本当に怖いところなのか確かめに行くことを…。小さい頃は怖いものがたくさんあって、大きくなるにつれて少しずつ怖くなくなっていくあの感じを思い出しますね。何で怖かったのか笑っちゃうようなことも子どもにとっては凄く重要なことで、それを自分で乗り越えようとするネズミくんの勇気がとても愛おしいです。

  • ベル@bell-zou さん

    子供の頃、引っ込み思案な私を心配していた父。街にやって来たサーカス団の公演の花束贈呈を小学3年生の娘にさせることを思いつき。何が何やらわからないままステージに立たされ無事任務完了。…あれ?なんか私、意外に平気かも…。と気付いたことを思い出した。触れてもいないけど怖いもの苦手なもの。だけどほんの少し勇気を出して一歩踏み出せば案外簡単だったり。ネズミの気持ちに沿った柳田さんの翻訳が、緊張と迷い、そして勇気と自信を温かく伝える。遠巻きに見ていた暗い森も、分け入れば木々や草木が美しく柔らかだったなんて!…ね。

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