基本情報
内容詳細
日本の“カワイイ”文化は世界を制覇し、“クールジャパン”を象徴する言葉となった。その先頭旗手こそが“ハローキティ”である。なぜキティは、国境や文化を乗り越え、人種やジェンダーをも超えて愛され、さらにはパンクやLGBTの人々のアイコンになるまでに至ったか。本書は、サンリオの理念と戦略、海外での社会的背景の調査、そして世界のキティファンへのインタビュー等を通じて、その謎と秘密を解き明かしたものである。
目次 : まえがき 猫のしっぽを捕まえたつもりが、捕まったのは私の方/ 第1章 ハローキティ、世界にゆく―なかよしとしあわせを売る戦略/ 第2章 世界に広がるキティ―ここにもそこにも至るところで/ 第3章 キティ叩き―キュートがそんなに悪いのか?/ 第4章 反逆のスピリッツ―「ピンク・イズ・ビューティフル」への進化/ 第5章 キティをいじりたおせ―とんでもない場所でキティ・アート/ 第6章 ジャパニーズ・キュート=クールは暗黙の了解でまわる/ 第7章 キティ‐日本‐世界/ 第8章 キティの生まれた国―日本の「かわいい」文化とキャラクター・ビジネス/ 訳者あとがき マジョリティとマイノリティのはざまで
【著者紹介】
クリスティン・ヤノ : ハワイ大学人類学部教授。人類学博士。日系人。研究対象は大衆文化における民族文化で、ジェンダー、マイノリティ、階級、ナショナリズム、グローバリズムという大きな枠組みの中で、どのように形成・維持されているかを具体的に分析している
久美薫 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro さん
読了日:2017/09/30
Miyoshi Hirotaka さん
読了日:2019/12/21
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読了日:2018/01/27
kenitirokikuti さん
読了日:2017/05/06
原玉幸子 さん
読了日:2020/02/20
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人物・団体紹介
クリスティン・ヤノ
ハワイ大学人類学部教授。人類学博士。日系人。研究対象は大衆文化における民族文化で、ジェンダー、マイノリティ、階級、ナショナリズム、グローバリズムという大きな枠組みの中で、どのように形成・維持されているかを具体的に分析している
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