R.シュトラウス：アルプス交響曲、歌曲集、ブルックナー：交響曲第7番、ヴォルフ：歌曲集、他　クリスティアーン・ティーレマン指揮、ルネ・フレミング（2DVD）

ルネ・フレミング・イン・コンサート〜クリスティアーン・ティーレマンと共に

モーツァルト生誕の地であるザルツブルクでは、19世紀中頃からこの作曲家にまつわる音楽祭が開かれていました。1887年にはハンス・リヒターが中心となり「ザルツブルク音楽祭」が始まりましたが、第一次世界大戦で中断、この音楽祭を再度開催するために立ち上がったのが演出家マックス・ラインハルトで、ホフマンスタールをはじめ、リヒャルト・シュトラウスやブルーノ・ワルターらが積極的に参加、次第に大きな音楽祭に発展し、現在に至ります。
　またシュターツカペレ・ドレスデンにとってもシュトラウスは大切な作曲家の一人で、それは19世紀後半に劇場の音楽総監督を務めたエルンスト・フォン・シューフがリヒャルト・シュトラウスに声をかけ、彼のオペラを上演してもらうように働きかけ、大成功を収めたことによります。
　演奏しているのは、クリスティアーン・ティーレマンと、名ソプラノ、ルネ・フレミング。ザルツブルク音楽祭ではいくつかの歌曲と、フレミングの当たり役となった『アラベラ』からの一場面、アルプス交響曲。ドレスデンではシュトラウスと、この地に深い所縁のあったワーグナーの死を悼んで作曲されたブルックナーの交響曲第7番という最高のプログラム。ティーレマンの紡ぎ出す重厚な響きを、リアルに捉えた録音にも注目です。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
リヒャルト・シュトラウス：
1. 解脱 Op.39-4
2. 冬の愛 Op.48-5
3. たそがれの夢 Op.29-1
4. アポロの巫女の歌 Op.33-2
5. 歌劇『アラベラ』 Op.79より「私のエレマー」
6. アルプス交響曲 Op.64

　ルネ・フレミング（ソプラノ：1-5）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　クリスティアーン・ティーレマン（指揮）

　収録時期：2011年8月
　収録場所：ザルツブルク祝祭大劇場（ライヴ）

Disc2
1. ヴォルフ：メーリケ歌曲集より（隠棲／時は春／妖精の歌）
2. ヴォルフ：ゲーテ歌曲集より（アナクレオンの墓／ミニョン「君よ知るや南の国」）
3. リヒャルト・シュトラウス：解脱 Op.39-4
4. ブルックナー：交響曲第7番ホ長調 WAB107（ハース版）

　ルネ・フレミング（ソプラノ：1-3）
　シュターツカペレ・ドレスデン
　クリスティアーン・ティーレマン（指揮）

　収録時期：2012年9月1日
　収録場所：ドレスデン、ゼンパーオーパー（ライヴ）

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　収録時間：84分（Disc1）、106分（Disc2）
　画面：カラー、16:9
　音声：PCMステレオ、DTS 5.1
　歌唱：ドイツ語
　字幕：英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語
　NTSC
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