2010年白熱のBBCプロムス・ライヴ!
注目の俊英指揮者、ブランギエ登場!
巨匠フレイレによる、絶美のショパン
2010年白熱のBBCプロムスのライヴ映像の登場。まず注目は、フレイレの信じがたいほどに美しいピアノの音色が流麗に響くショパンの協奏曲第2番。第3楽章冒頭の語り口など、一音一音が心を打つ、著しい円熟ぶりを堪能できる内容です。アンコールのグルックの澄みきった世界も、まさに巨匠の為せる業としか言えません。
そしてそのフレイレの素晴しいピアノをこれまた巧みにサポートするのが、1986年ニース生まれの俊英指揮者、ブランギエ。表情豊かな指揮で、ショパンではフレイレを見事に細やかにサポート。ベルリオーズでは透明感に満ちた音色、ルーセルでは精確なリズムと辛口なハーモニー、時折薫る美しさで存分に魅せてくれます。そしてラヴェルでは、冒頭の夜明けでの情景感たっぷりの世界、クライマックスでの管楽器の咆哮も決してバランスを崩さない見事な統率ぶり。ブランギエは、オーケストラからの強いリクエストにより、2014/15シーズンのチューリッヒ・トーンハレ管の首席指揮者に決まっている(ジンマンの後任)など、若くして世界からひっぱりだこの存在。終演後の客席の熱狂は、単にこれがプロムスという特別なお祭りというだけではなく、巨匠フレイレ、そして若き天才ブランギエを心から称えていることがうかがわれるもの。耳と目で楽しめるライヴ映像です!(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ベルリオーズ:序曲『海賊』
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 op.21
・グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より「精霊の踊り」(ピアノ編曲:ジョヴァンニ・スガンバーティ)(アンコール)
・ルーセル:交響曲第3番ト短調 op.42
・ラヴェル:『ダフニスとクロエ』組曲第2番
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
BBC交響楽団
リオネル・ブランギエ(指揮)
収録時期:2010年8月
収録場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
収録時間:95分
画面:カラー、16:9
音声:PCM STEREO / 5.1 DOLBY DIGITAL
NTSC
Region All