クラウディア・ハモンド

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脳の中の時間旅行 なぜ時間はワープするのか

クラウディア・ハモンド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784772695398
ISBN 10 : 4772695397
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
295p;19

内容詳細

<心のミステリーは、時間が鍵を握っている>

ワープする時間の謎から、時間の流れを変えるコツまで、
数々の賞を受賞した著者が明かす。

★年間ベストブック!
(英国心理学協会〜ポピュラーサイエンス部門)

★竹内薫 氏、最高評価!
・・改めて人生の意味を考えさせられる
★★★★★(これを読まなくては損をする)『日経新聞・目利きが選ぶ今週の3冊』

★脳がどうやって時間を計測しているのか・・・この問題だけに特化した本は貴重だ。
――森山和道『日経サイエンス:読書日記』

★世界中の「脳」と「時間」をめぐる膨大な記録や実験データを追跡する
――『クーリエ・ジャポン』

★時間に対する不思議な感覚について知りたい人は、
ぜひ本書を手にとってほしい。
――海老名久美『CNET Japan』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・脳の中に「時計」はあるのか
・なぜ、時間は伸び縮みするのか
・うつになると、時間がゆがむ
・言語は、時間の感じ方を変える
・あなたは、時間が動く派、自分が動く派?
・ホリデー・パラドックスとは
・時間の流れを変えるコツ
・・などなど、「時間」の謎を解き明かす決定版!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

::著者:: クラウディア・ハモンド
ライター、アナウンサー、心理学者。BBCラジオやテレビ番組の司会者、
ボストン大学(ロンドン)の客員教授などを務める。
その活動や著作に対して、多数の賞が授与されている。

ジェンマ・エルウィン・ハリス編『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え:
世界の第一人者100人が100の質問に答える』にも回答者として登場。

::訳者:: 渡会圭子
翻訳家。主な訳書にロイ・バウマイスター&ジョン・ティアニー『WILLPOWER意志力の科学』、
レイ・ハーバート『思い違いの法則』、チャールズ・デュヒッグ『習慣の力』など。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

::目次::

◎はじめに : なぜ時間はワープするのか

◎第1章 : 時間の錯覚
・時間のいたずら ・うつ病になると時間がゆがむ
・体温が高いほど、時間の流れが遅くなる ・クロノスタシス

◎第2章 : 脳の中の時計
・内的時計を探る冒険 ・昼休み前なのに一日の仕事が終わったと思う男
・感情とリズム ・脳は自分で時間を計っているのか

◎第3章 : 月曜は赤い
・混乱した時間地図 ・SNARC効果
・言語が時間の感じ方を変える? ・時間が動く派? 自分が動く派?
・時間を巻き戻す

◎第4章 : なぜ年をとると時間の流れが速くなるのか
・トータル・リコール(完璧な記憶) ・望遠鏡ごしの人生
・時間タグのついた記憶 ・一〇〇〇日が転換点
・思い出の隆起 ・ホリデー・パラドックス(予期と追想)

◎第5章 : 未来を思い出す
・イヌは来週のことを想像できる? ・起こらなかったことの記憶
・人間の知性の極致 ・最高と最悪
・楽観的な思い込み ・幸せになる時間志向 ・時間の深さ

◎第6章 : 時間の流れを変える
・課題(1) 時間の流れを遅くするには?
・課題(2) 時間の流れを速くするには?
・課題(3) やることが多すぎて時間がないときは?
・課題(4) 先の計画が立てられない場合は?
・課題(5) いつの出来事か、より正確に思い出すには?
・課題(6) 将来を心配しすぎないためには?
・課題(7) 今この時を生きるためには?
・課題(8) 将来、どう感じるかを予測するには?

::絶賛! ::

あなたの時間に対する考えを変えてしまう、魅力的で驚きにあふれた本!
――『フィナンシャル・タイムズ』

私たちの脳が、いかに時間を組み立て、ワープさせるかを、
心理学者たちによる巧妙な実験の数々とともに説き明かす。
――『ニューサイエンティスト』

なぜ時間の感じ方は、状況によって異なるのか?
本書は興味深い回答を与えてくれる。
――『ニューヨーク・タイムズ』

・・ほか、『ガーディアン』『エル』『サイコロジスト』
『サンデーテレグラフ』『インデペンデント』など多数のメディアで紹介!

【著者紹介】
クラウディア・ハモンド : ライター、アナウンサー、心理学者。BBCラジオやテレビ番組の司会者、ボストン大学(ロンドン)の客員教授などを務める。『脳の中の時間旅行―なぜ時間はワープするのか』で英国心理学協会による年間ベストブック(2013・ポビュラーサイエンス部門)、イオン・トランスミッション賞(2013)受賞。英国神経科学協会によるパブリック・アンダスタンディング・オブ・ニューロサイエンス賞(2012)、英国心理学協会によるパブリック・エンゲージメント&メディア賞(2012)、その他、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    人間の脳は未来を考えることが基本にできている。というのが最近わかってきたことだという。おもしろいことに、未来を考えること、一種の脳内タイムトラベルだが、これがある程度できる動物は鳥の一部だけらしい。人間は鳥になりたい哺乳類なんだな。飛行機うんぬんとは、また違った意味で。

  • Ririka さん

    脳と時間の関係に興味があって読み出したけど、目次を見て気になったところだけしか読めませんでした。でも「最後の時間の流れを変える」の章は、参考になったかな。時間との関わりを変えて時間を有効に使えることが出来ればいいのですが、よく言われるように年をとってくると一年が早く感じるのは、若い頃は多くの記憶が濃密に詰まって時間が長く感じられるとの事。心理学的な実験をもとに説明してあるのは興味深いけれど、この手の本はやっぱり理解するのには時間をかけないとだめみたいです。

  • C-biscuit さん

    古本購入。積読本をようやく読む。この本は人間が感じる時間について書かれた本であり、誰しも感じたことがある、一瞬がえらく時間が長く感じたことや、楽しいことはあっという間に時間が経ってしまうなどの現象を考察している。様々な実験事例の紹介もあり、納得感は高い。最後の方は脳内科学的な内容に感じる。人間は未来を予想できるというか想像することができるが、他の動物にはできないとのこと。明日何をするとかいうのも人間ならではの能力らしい。さすがに最近時間が経つのが早い。物事を新鮮に感じることも少なくなってきた。これも原因。

  • さっちゃん さん

    翻訳のせいか読み難く、しかも忙しかったせいで全然進まず寝落ちも数回…。内容は面白かったけど淡々とした説明が辛かった。時間と脳の関係について沢山の分野の科学者、研究者が膨大な実験をしているにもかかわらず明らかにされていることは僅かしかない。しかしここであげられている結果は極めて興味深いものだ。あっと言う間の人生だったと死ぬ時に思えるとしたら、その人は有意義に楽しく生きることができたということかな。

  • 森 さん

    硬い内容の本ではありますが、内容がとても面白いです。楽しい時は時間が早く進む感じがするという「ホリデー・パラドックス」やその他、身近な時間間隔を取り上げています。また時間の概念のとらえ方など記載が面白い。また「将来思考」といったものも過去の記憶と密接に関係するなど、面白い話が多かったです。ただ面白いだけではなく、私の時間という概念を一新してくれてことから、今後の生き方に深く関与する本になると思われます。久々の良書でした。

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作家であり、キャスターであり、心理学者。BBCラジオ4で心理学をテーマに語り、『All in the Mind』『Mind Changers』では司会を務める。邦訳もされている『TIME WARPED』(『脳の中の時間旅行』インターシフト刊)は英国心理学会2013年ブックアワード(ポピュラーサイエン

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