キム・スタンリー・ロビンスン

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グリーン・マーズ 上 創元SF文庫

キム・スタンリー・ロビンスン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488707040
ISBN 10 : 4488707041
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,555p

内容詳細

2061年のカタストロフィののち、火星社会は驚くべき復興を遂げていた。いまや火星を支配している暫定統治機構は地球の超国籍企業体そのものであり、火星の緑化がもたらす可能なかぎりの富を手に入れようとしている。秘密コロニーに潜んだ“最初の百人”の生き残りたちは、これに対抗するべくレジスタンス活動に出るが…。現代SF界の最前線に立つ著者が、『レッド・マーズ』に続いて驚異的な取材力と卓越した想像力を駆使して放つ、途方もなくリアルな未来の火星像。ヒューゴー賞・ローカス賞受賞作。

【著者紹介】
大島豊 : 1955年生まれ。上智大学外国語学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • medihen さん

    熱狂と騒乱で始まった『レッド』に対し、静謐な辺境の光景から始まる『グリーン』。前作では謎の存在だったコヨーテやヒロコのグループ、変人科学者扱いだったサックスの姿が描かれる。そのサックスの視点から、着実に進むテラフォーミングの状況がわかりやすく示されるのが嬉しい。今回のメガテクノロジー・ネタは、超巨大太陽光集光・反射衛星「ソレッタ」。

  • SINKEN さん

    【総評】★★★☆☆ 【感想】苦い過去を繰り返さないため、「最初の百人」の残存メンバーを中心に火星の結束を固めようと立ち上がる。その仲間集めのため、あちこち行ったり来たりするのに結構なページが割かれている。各拠点の位置関係や地表の凹凸のスケール感が掴み辛く、それなりに大変な行程なのだろうけど、妙にあっさりとしか伝わってこない。せめてマップとか挿入してくれてると助かるけどなぁ。。地球では国家を超えて、超巨大複合企業が幅を利かせ火星の利権を虎視眈々と狙っている。火星はひとつになって立ち向かう事ができるのか、、

  • ろびん さん

    月は無慈悲な〜を思い出しました。

  • スターライト さん

    前作『レッド・マーズ』から40年後の22世紀。火星第三世代のニルガルを中心にしながらも、超国籍企業体プラクシスが送り込んだアートや<最初の百人>の生き残った人々の行動が描かれる。地下組織同士、あるいはその内部でも意見の相違は見られ、結局は新たな確執を生むだけなのか。それにしてもこのアートというキャラクター、ニルガルとはまた違った能力を持っているようで、今後のストーリーでどう動いていくのか気になる。

  • レイス さん

    大した展開はなく、移動や景色の描写が多く、あまり面白くなかった。「レッド」の方はグランドキャニオンみたいなところを想像すればよかったけど、こちらは霜とか氷河があって想像しにくい。面白かったのはサックスの視点部分。顔の美醜についてなぜ人はと科学的に考えてしまうところが笑えた。顔と言えば、主要キャラを頭の中で老人に修正するのも難しい。コヨーテは海賊映画のジャック・スパロウをモデルにしてたので。

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