CD

プレイガール大魔境 【通常盤】

キノコホテル

基本情報

カタログNo
:
KICS3494
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
通常盤

商品説明

「世界を暗躍するキノコホテルの名曲アルバム魔境編」 文責・サミー前田

キノコホテルの創業10周年記念作品として制作されたこのアルバムは、過去に発表された5枚のオリジナル・アルバムから、レーベル3社の垣根を越えてセレクトされた10曲にそれぞれ大胆なアレンジを施して、新たに録音したニュー・アルバムである。加えて1曲は完全未発表の所謂「新曲」である。
収録曲の大半は定番曲というよりも、いわば「隠れた名曲」と呼ばれるような選曲であり、電気ベース担当のジュリエッタ霧島入社前に発表された楽曲を中心に構成されている。
それぞれが「揺るがない名曲」ということでもある。楽曲で遊んでいるかのような大幅なリアレンジ、自由でありながらさらにポップに生まれ変わっている。これまでになく多くの楽器を駆使、エキゾチック、オリエンタル、エクスペリメンタル、ディスコっぽい要素も取り入れ、型にはめられがちなキノコホテルのパブリック・イメージをあざ笑うかのようなコンセプチュアルな仕上がりとなった。
タイトルは、まるで<世界各国を暗躍する謎深き女性>をテーマにしたB級映画のような、架空のサウンド・トラックのムードもあることから『プレイガール大魔境』と付けられた。日本国内だけでなく、ヨーロッパやアジア・ツアーも行なっているキノコホテルらしい。
ありがちな再録ベスト盤とは全く趣きが異なり、各曲が「完成形」として収録されたキノコホテルにしか作る事の出来ない濃厚かつ強烈な10周年記念アルバム。大きく成長した現在のキノコホテルの超絶グルーヴと、マリアンヌ東雲の書く楽曲の良さ、そしてその鬼才ぶりを改めて認識できるだろう。
(メーカーインフォメーションより)

内容詳細

●CD収録内容(初回限定盤•通常盤 共通)※全曲2017年録音

1. ゴーゴー・キノコホテル(初出『マリアンヌの呪縛』2014年)
2. 愛人共犯世界(初出『マリアンヌの恍惚』2011年)
3. 球体関節(初出『マリアンヌの誘惑』2012年)
4. あたしのスナイパー(初出『マリアンヌの憂鬱』2010年)
5. 悪魔なファズ(初出『マリアンヌの誘惑』2012年)
6. 荒野へ(初出『マリアンヌの恍惚』2011年)
7. 還らざる海(初出『マリアンヌの憂鬱』2010年)
8. 愛と教育( 初出『マリアンヌの誘惑』2012年)
9. おねだりストレンジ・ラヴ(初出『マリアンヌの革命』2016年)
10. 風景(初出『マリアンヌの恍惚』2011年)
11. 惑星マンドラゴラ(新曲)

ALL TRACKS 作詞/ 作曲 マリアンヌ東雲 編曲 マリアンヌ東雲、キノコホテル

●楽曲解説

1. ゴーゴー・キノコホテル
まずは、KINOCO AIRLINE C.A の冷酷なアナウンス〜ジェット機のS.E からスタートするこのアルバム。カリフォルニアあたりのガレージ・バンド達も吃驚の凶暴パンクなサーフ・インストをお届け。

2. 愛人共犯世界        
愛憎入り交じる少々ヘヴィでエロチックな歌詞をシンプルなロックンロールに乗せて歌う。リズム&ブルースや初期パンクな隠し味もありつつポップに調理しているところは朝飯前といったところか。

3. 球体関節
キノコホテル屈指の浮遊感を持つ魅惑のスペーシー・サウンド。エフェクト類を駆使しながらドラマチックな小品に仕上げている。

4. あたしのスナイパー
英国スパイもの映画やTV ドラマ、または、劇画アクション「ホテル探偵DOLL」が目に浮かぶというマニアックな見方をする胞子(ファン)もいるかもしれないが、理屈抜きにグルーヴィーなキノコ最初期のナンバーのひとつ。加藤マニ監督によるMVも制作。

5. 悪魔なファズ
すわっ!ミュンヘン・ディスコか!? もしくはスカですか?ファズなのに? 異種交配を極めた多国籍ムード不思議ダンス・ナンバー。

6. 荒野へ
マリアンヌの歌手としての魅力が堪能できるやさぐれジャズ歌謡ともいえるナンバー。ジュリエッタはアップライト・ベース。キノコホテルとしては珍しくゲスト・ミュージシャンを起用、おおくぼけい(アーバンギャルド)がピアノを弾いている。

7. 還らざる海
昼メロで使われそうな一度聴いたら忘れられない美メロ、ソフトロック・マニアにもファンが多い究極の哀愁系作品。イントロのフレーズはフランソワーズ・アルディのオマージュであり、今回の録音の際、新たに付け足された。

8. 愛と教育
前曲との対比、この振れ幅の大きさについていけるのかどうか試されているようなハードコア・パンクに変身したSM チックな曲。「振り子の幅はでかいほどいい」という勝新太郎の言葉を思い出す。

9. おねだりストレンジ・ラヴ
イントロの不気味なタンプーラから、一転してダンサブルに展開するエキゾチック・ディスコ・チューン。シタールっぽい鍵盤の響き、ギター・リフやぶあついストリングスにボリウッドの香りも漂う。

10. 風景
これは、わけわかんなさ爆発の14 分弱。マリアンヌが三線、ケメがスチール・ギターを弾き、ファビエンヌは島太鼓。中盤からジャーマン・テクノにも通じるサイケデリック・ジャムで時間が捻れる。キノコのジャムバンドとしての側面を思い知れ。

11. 惑星マンドラゴラ
実演会でも披露したことのない完全未発表曲を発掘し録音したものである。謎の多いアイドル歌謡チックなポップ・チューンで、感動的にこのアルバムは幕を閉じる。

12. キノコノトリコ
クレジット無しのシークレット・トラック。キノコホテルのコピーバンド(という設定)によるライブで、シャッグス(The Shaggs)をバックにジェーン・バーキンが日本語で歌っているかのような非常に夢見が悪い酷い演奏(笑)。

(メーカーインフォメーションより)

キノコホテルが“創業”10周年を記念して、選りすぐりの楽曲を再録した本作は、快適な空の旅をアナウンスする「ゴーゴー・キノコホテル」からスタート。より妖艶になった文句なしの新たなアレンジは、試聴後の満足度は、さながら五つ星ホテルのよう。(矢)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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人物・団体紹介

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キノコホテル

女性だけの音楽集団、キノコホテル。2007年6月24日、鬼才の麗人・マリアンヌ東雲(歌と電気オルガン)を中心に女性4人で創業したキノコホテル、2010年2月1stデビューアルバム『マリアンヌの憂鬱』を発売。

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