ちいさな死神くん 講談社の翻訳絵本

キティ・クローザー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062830553
ISBN 10 : 4062830558
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32

内容詳細

死神くんは感じのいい小さな男の子だが、誰もそのことを知らない。死神くんを見ると、人はみな口をきかず怖がる。でもエルスウィーズだけはちがっていた…。「死」を子どもの目線でとらえた絵本。銀の画筆賞受賞作。

【著者紹介】
キティ・クローザー : 1970年、ベルギーのブリュッセル生まれ。ブリュッセルのサン・リュックインスティテュートでグラフィックアートを学ぶ。1994年、『Mon rayaume』でデビュー以来、多くの作品を刊行し、また、装画も手がけている。2003年に『こわがりのかえるぼうや』(徳間書店)、2005年に『ちいさな死神くん』(講談社)で、それぞれオランダで最も美しい子どもの本に贈られる賞のひとつ、銀の画筆賞を受賞。2010年、第8回リンドグレーン記念文学賞を受賞

ときありえ : 1951年、東京生まれ。編集者である父より多くの児童書を与えられて育つ。フランスでの修学、出産を経て、帰国後に児童文学の創作をはじめる。『のぞみとぞぞみちゃん』(理論社)で日本児童文学者協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • masa@レビューお休み中 さん

    ちいさな死神くんは、かわいい男の子。やさしくて、素直な男の子だけれども、彼を見た人間はそうは思わない。みんな、みんな死神くんに怯え、恐れ、絶望をする。口もきけず、ある者は泣き叫び、ある者は首をうなだれてしまう。死への扉は、生の終わりであり、人間の行き着く先である。先が見えないからこそ、人は恐怖するのだ。そんな死神くんの前に、はじめて話しかけてきた少女がいた。少女が現れたことで、死神くんは忘れていたあることを思い出すのだが…。こんなかわいい死神くんなら会ってみたいですね。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    〈死の王国〉に住む死神くんはちいさな男の子。人は亡くなると〈死の王国〉に短い間滞在し、それからどうするかを決めるのです。死神くんは、死にゆく人の部屋のドアをやさしく叩き、遠慮がちに近づいて、腕を取って連れていきます。でも彼をみると誰もが泣き始め、一言も口をききません。一人の女の子を迎えにいくまでは……。重い病気だった彼女は、ずっと死神くんに会いたかったのだそうです。だから〈死の王国〉で二人は楽しく過ごし、彼女が去る時、死神くんはさみしくなりました。また、ステキな形で再会するまでは♪ 2011年4月初版。

  • りん@停電羽蟲 さん

    死神くんは死が間近な人間を迎えに行く。出会った女の子エルスウィーズも然り。それが「死神」のお仕事だから。この少女は病を患っていて唯一死神くんを怖がらない存在。一般的な死神の認識は地獄への使者や恐怖を連想させる。この死神はとても心が優しい。笑顔にもなれば悲しくて泣きもする。例えるなら暖かい飲み物を飲んだ時にホッ、とするそんな気持ち

  • 紫 綺 さん

    そして、世にも素敵なコンビが生まれた。大切に胸の奥に取って置きたい一冊。オフ会前に素晴らしい本と出合えた。読友さんに感謝♪

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同) さん

    死神くんは感じのいい小さな男の子ですが、誰もその事を知りません。どんなに死神くんが死者のために心を尽くしても、彼らは怖がるばかりでした。でも・・。無表情だった死神くんが、子供らしい笑顔になっていくところが良かったです。ほのぼのとした絵も良かったです。★★★

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