カール・ハインリヒ・マルクス

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資本論 経済学批判 第1巻 1 日経BPクラシックス

カール・ハインリヒ・マルクス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822248789
ISBN 10 : 482224878X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
451p;20

内容詳細

マルクス「資本論」第1巻のフリードリヒ・エンゲルスの校閲・編集した第4版の翻訳。本書では、第1篇「商品と貨幣」、第2篇「貨幣の資本への変容」を収録。世界を変えたい若者の必読書。

【著者紹介】
カールマルクス : 1818〜1883。ドイツ生まれの思想家、共産主義運動の理論的指導者。ユダヤ教からプロテスタントに改宗した弁護士の父を持ち、自身も洗礼を受けた。ボン大学、ベルリン大学、イエナ大学で学ぶ。学位請求論文は『デモクリトスとエピクロスの自然哲学の差異』。ヘーゲル左派として出発。ケルンで創刊された「ライン新聞」主筆を務め、終生の盟友フリードリヒ・エンゲルスと出会う。ブリュッセルで共産主義者同盟に加わり、48年、同盟の綱領として起草された『共産党宣言』を出版

中山元 : 思想家・翻訳者。1949年生まれ。東京大学教養学部中退。インターネットの哲学サイト「ポリロゴス」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かわうそ さん

    貨幣は量的な制限がある一方、質的な制限がないために貨幣の所有への欲望は際限のないものになります。本来であれば貨幣は商品と商品との交換を媒介するという手段でしか無かったのですが、全ての物の価値を規定することができるという一般的等価物の性質を利用して自己目的化したのです。手段が目的として追求されるという、不自然な状態こそが資本主義社会においては通常なのです。そのために、G→W→G’という貨幣を得るために、商品を売るために買うという本末転倒な形式が蔓延することになりました。

  • koke さん

    マルクスの言うことは、自分が19世紀のヨーロッパにいると思えばよく分かる。だが21世紀の日本に当てはめようとすると、二つの点で分かりづらい。第一に、労働環境が大きく違うこと。特に工場労働をサービス労働に置き換えて想像するのが面倒。第二に、貨幣を常に金(きん)と結びつけている論じていること。不換紙幣しか知らないので、貨幣にとって貴金属との関係がそれほど重要なのか疑問が残った。「武器としての資本論」を使いこなせるようになりたいので、是非そのあたり専門家の解説を聞きたい。ちなみに訳は大変読みやすかった。

  • yuui02 さん

    面白い。訳もわかりやすいです。経済とはメタモルフォーゼである。商品が貨幣になりまた商品へと変わる。商品に価値をあたえているのは人間の労働である。あと流通により価値が増えることはない。増殖価値は労働により生まれる。労働により生まれる価値は労働者が自分を再生するために必要な部分と、資本家に搾取される増殖価値の部分にわかれる。

  • Ikkoku-Kan Is Forever..!! さん

    ロバート・ハイルブローナーが、マルクスに関する最適な入門書は『資本論』だと言うので、取り敢えず一番読みやすいであろう中山元訳で読む。随分前にデヴィット・ハ-ヴェイを読んでいた事も手伝ってか、なにコレすごく面白い。デカルトの『省察』を推理小説の傑作と言った人がいたけれど、まるでスリリングな劇の脚本を読んでいるよう。『資本論』第一巻を四幕構成(分冊)で演じる本作品。第一幕の主題は「モノの価値とは何か?」。主役が「商品」から「貨幣」へとまさかの交代(「W‐G‐W」→「G‐W‐G’」)を遂げたところで幕が閉じる。

  • タカオ さん

    一番読みやすそうな資本論ということで、本書を購入。正直な話、難解な言い回しでよくわからない箇所も多々あったが、『高校生からわかる「資本論」』で大枠をつかんでいたということもあり、それなりには読めたのではないかと思う。さて、この本は『資本論』第1巻の、4分冊のうちの1冊目。まだあと3冊残っている。読み進めるのに根気のいる分量だが、有名な古典なので、できることなら読み切ってみたい。

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カール・ハインリヒ・マルクス

1818年5月5日‐1883年3月14日。現在のドイツ、トリーアの地において、ユダヤ教ラビの家系に生まれる。経済学者、哲学者、ジャーナリストにして、革命家。19世紀から20世紀において、最も影響力があった思想家の一人。21世紀の今日でもその思想の有効性が語られている。青年時代から哲学を専攻、ヘーゲル

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