カール・ハインリヒ・マルクス

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共産主義者宣言 平凡社ライブラリー

カール・ハインリヒ・マルクス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582767667
ISBN 10 : 4582767664
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
143p;16

内容詳細

今日に至るまで、あらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である―。マルクス主義思想の最良の入門書として、世界中で広く読まれてきた本書を、いったんは他の選択肢すべてを殲滅したかに見えた資本主義の危機のなかで、もっともわかりやすい訳で、「党」の制約などとっぱらって、読みなおす。いま、もっともスリリングな思考の現場へ。

目次 : 第1章 ブルジョアとプロレタリア/ 第2章 プロレタリアと共産主義者/ 第3章 社会主義的および共産主義的文献/ 第4章 種々の反対党に対する共産主義者の立場

【著者紹介】
カールマルクス : 1818‐83。ドイツの思想家、経済学者、哲学者、革命家。F.エンゲルスとともに、科学的社会主義の立場を創始し、19世紀共産主義運動・労働運動の理論的指導者となった。その理論的影響は、ロシア、中国など20世紀の革命と社会主義国家に大きく及んだ

金塚貞文 : 1947年、東京都生まれ。早稲田大学文学部中退。評論家

柄谷行人 : 1941年、兵庫県尼崎生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院英文学修士課程修了。漱石論「意識と自然」で第12回群像新人文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 耳クソ さん

    予想以上に本自体がアツいものだったので、これをみんなで読もう。具体的には中学生とかならぜひ読もう。いや、でも、「未来」なんてくれぐれも見据えちゃダメなんだぞ……

  • nekozuki さん

    資本家と労働者の対立構造を擁する資本主義から、資産と経済活動の統制を行う共産主義への移行を正当化するため、当時の政治組織向けの綱領として起草された文書。本訳書が初めて刊行されたのは、共産主義国の頂点たるソ連が瓦解し、改めて資本主義経済の正当性が主張されている頃。今ではマルクスを読む人も少ないが、「21世紀の資本」でピケティは資本家と労働者の格差を指摘した。最近では自身の資産を持たない(シェアリング・エコノミー)考え方も浸透してきている。資本主義はこのまま繁栄するのか、それとも新たな考え方が生まれるのか?

  • 無重力蜜柑 さん

    共産「党」という言葉はレーニン以降のボルシェヴィズムの刻印があまりに強く押されている。マルクスを御神体として祭り上げ「正統」な訳文を自認してきた種々の邦訳もまた既存政党の戦略の産物である。ゆえに『共産「主義者」宣言』というタイトルにしたということらしい。今まで左翼思想に関する文献はチマチマ読んでいたし、マルクスの思想は政治や経済と関係のない本でもときどき見ることもあって大体知っており、分かりやすい内容だった。岩波や光文社とも読み比べてみたい。柄谷行人の解説はドイツ観念論をよく知らないのでよく分からない。

  • しんすけ さん

    1993年に太田出版から発刊されたもののリメイク。1993年といえば、ソビエト連邦も崩壊し社会主義に対する資本主義の優位性が強弁されていた時だ。お調子者が、共産主義は葬られたと騒いで煩かった記憶がある。その後、日本は未曾有の大恐慌に見舞われて未だ恢復は叶わない。あの頃のお調子者は最近では見かけなくなったが、トイレに首を突っ込んで自殺でもしたのだろうか。本書で反革命分子とされるルンペン・プロレタリアートが、派遣労働者として形成されている状態では革命はもう望むべくもない。座して日本沈没の日を待つばかりである。

  • ひろゆき さん

    柄谷行人の付論について。最初のドイツ語からと、共産主義者同盟の党綱領として書かれたものだから「共産党宣言」と訳して、まったく問題ないはず。欺瞞でもなんでもない。レーニン、ロシア革命以降が共産党と名乗ろうが、社会民主党より自らの党の名前にふさわしいと決断しただけで名乗るのは自由。そんなことにこだわり「共産主義者宣言」と提案する柄谷を面倒なやつと感じてしまう。

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カール・ハインリヒ・マルクス

1818年5月5日‐1883年3月14日。現在のドイツ、トリーアの地において、ユダヤ教ラビの家系に生まれる。経済学者、哲学者、ジャーナリストにして、革命家。19世紀から20世紀において、最も影響力があった思想家の一人。21世紀の今日でもその思想の有効性が語られている。青年時代から哲学を専攻、ヘーゲル

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