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幼女戦記 10 Viribus Unitis

カルロ・ゼン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047353268
ISBN 10 : 4047353264
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
シリーズ
:
追加情報
:
440p;19

内容詳細

幼女、転職決意!!

帝国という国家の砂はいずれ尽きる。
遺された時間は、あまりにも少ない。
砂時計の砂が尽きるまでに、人はそれぞれの決断を迫られる。
ある者は、そんなはずがないと運命に目を瞑る。
ある者は、破局を拒絶する道を選ぶ。
運命だとしても、大人しく滅ぶ道理があろうか。
活路を求めて彼らはあがく。

そして、ターニャもまた『愛国者』という仮面の裏で誓う。
己は、絶対に沈む船から逃げ出す、と。

「……転職だ。転職活動しないと」

しかして、社会的動物に逃げ道は乏しい。
帝国軍とは必要の奴隷なのだ。
彼らは、手段をえらばない。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • RASCAL さん

    そろそろ最終巻かなと思って読んだが、次巻に続くとなった。東部戦線ではターニャとセレブリャーコフ中尉が二人で、西部戦線ではターニャ率いる203魔導航空大隊がそれなりの活躍をするも局地的な健闘に留まり、戦局は変わらない。副題のラテン語は「皆で協力して」みたいな意味らしい。外務省にも開明派の若手が現れ、軍と協調した戦争終結への動きも始まったが、時すでに遅しか。予備計画って、てっきりクーデター的なことかと思っていたら、違うのかな?それにしても、引っ張るなー。

  • 鐵太郎 さん

    統一暦1927年7月末から9月初めまでの物語。東部戦線、連合王国と東西の戦場に駆り出されるターニャ・フォン・デグレチャフ中佐と第203魔導大隊。どの戦場でもそれなりの勝利を収めるものの、戦局の悪化は止められない。終戦の道筋もできない石頭の政治家ども、と罵るレルゲン大佐は、コンラート参事官という不気味な文官と出会い、瞠目することに。また作戦情報の流出の原因を特定して驚愕するルーデルドルフ中将は、いよいよ一大決心をすることに。さあ次巻で何が起きるのか。 ──しかし一巻まるまるかけて話はこれだけとは。うーん。

  • Susumu Miki(Dik-dik) さん

    帝国を巡る戦局は、多方面作戦を強いられ悪化の一途。第203魔導小隊は健在なれど、帝国軍全体を見渡せば訓練不足の新兵から真っ先に損耗して人材枯渇も甚だしい。そんな中、ターニャは内心帝国を見限りかけているものの「実績」を積まねば「転職」もままならず…。ようやく外交に重い腰を上げる文官も現れつつはあるものの時既に遅きに失した感もあり…。面白かったですけど、ターニャは大変だなあ…(笑)。

  • ぷるっちょ さん

    ドン詰まりの戦況を前に帝国軍部と外務省がようやく手を携えるが時すでに遅し。これまでも転職先を思考の片隅に於いていた主人公ターニャは本巻で亡命を決意する(亡命先は決定していない)。後、本巻でようやく連合王国が帝国の暗号を解読済みである可能性を疑い始めたけど、現代日本からの転生者であるターニャなら「英国がドイツの暗号エニグマを解読し情報が筒抜けだった」史実を知らないわけが無いのだが。(ターニャは軍大学時代に今大戦が総力戦に至る可能性についての論文を提出し、ゼートゥーア中将を驚愕させたのだから。)

  • Urmnaf さん

    総力戦でジリ貧の帝国で、ターニャは真剣に転職を考える。そこに、東部戦線へのお使いの仕事が舞い込み、ゼートゥーア中将が仕掛ける作戦に参加。東部戦線の押し戻しに成功する。その後、西部方面ロメール将軍麾下に。連合王国本土奇襲作戦に参加するが、そこで明らかになったのは、情報漏洩の事実。いよいよ進退極まる帝国で、対イルドアが存在感を増していく。戦術面で第203大隊が活躍しても、戦局を動かすには至らず。帝国人ですらなく、愛国心もないターニャにとっては、最悪の展開。さて、これからどうしましょうか?

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カルロ・ゼン

2011年より小説投稿サイト「Arcadia」で発表していた『幼女戦記』が好評を博し、2013年にエンターブレインより書籍版を刊行。同作はコミック化やTVアニメ化も果たす大ヒットシリーズとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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