デニス・カム:室内楽作品集
現在、マイアミ大学の名誉教授であるデニス・カムは1942年にハワイのホノルルで生まれ、アメリカ、オーストリアをはじめ、日本でも学び、多くの賞を獲得した作曲家です。
このアルバムに収録された作品は1979年から2006年という30年近い期間に渡って書かれたものであり、作風の変化と彼の興味の行方が刻み込まれている興味深い作品集となっています。ピアノのためのエチュードやクラリネットの独奏作品など、哲学的とも言える洞察力に溢れた個性的な作品をお楽しみください。(paladino)
【収録情報】
デニス・カム:
1. クラリネット・ソナタ (2004)
2. オントロギース(プレ・ソクラティック・エチュード) (1979) (ヘラクレイトス/デモクリトス/パルメニデス)
3. クラリネット、チェロとピアノのための『Lokahi(融合)』 (2003)
4. ミックス・ファイヴ (a) (2006)
5. チェロ・ソナタ (1985)
ディミトリー・アシュケナージ(クラリネット:1,3,4)
ロス・ハールバウ(チェロ:3,5)
エイミー・タランティーノ(ピアノ:1,2,3,5)
録音時期:2007年1月30,31日、2008年6月6,9日
録音場所:マイアミ大学コンサート・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)