ボクシングの文化史

カシア・ボディ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887217867
ISBN 10 : 4887217862
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
570,18p 21cm(A5)

内容詳細

「どういうわけか、われわれはボクサーたちに、たんなるボクサーである以上のことを望んでいる」。拳で殴り合う原始的な闘いは、常に社会の渦に翻弄され、複雑な要素を孕むスポーツへと発展した。その競闘の数々は、上流階級と下層階級、イギリスとアメリカ、白人と黒人といった対立関係を背負わされ、そこに民衆は夢を、表現者たちは思想や美学を求め続けてきたのである。約150点の図版を交えつつ、ホメロス、バイロン、ジョイス、ヘミングウェイらの文学作品や、映画、ラジオ、テレビ、雑誌など多くのメディアに現れる形象の深い森に分け入り、多方面の領域を縦横無尽に冒険するカルチュラル・スタディーズの手法によって「拳闘」の本然を浮き彫りにする。

目次 : 1 古代ギリシアのボクシング黄金時代/ 2 イギリスのボクシング黄金時代/ 3 ピュジリズムとスタイル/ 4 「正しい意味における拳闘」/ 5 「ひとつの立派な職業として」/ 6 新たな希望/ 7 未来のスポーツ/ 8 われを救いたまえジャック・デンプシー、われを救いたまえジョー・ルイスよ/ 9 最盛期の王者と『レイジング・ブル』

【著者紹介】
カシア・ボディ著 : ケンブリッジ大学Ph.D.。ロンドン大学の他、ダンディー大学、ヨーク大学で、メディア論、文化論、現代英米文学の教鞭を執り、『デイリー・テレグラフ』紙への寄稿など、著述家としても活動

稲垣正浩編 : 21世紀スポーツ文化研究所主幹研究員。神戸市外国語大学客員教授。前スポーツ史学会会長

松浪稔 : 東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科准教授。博士(体育科学)。フィリピン国立レイテ師範大学講師(青年海外協力隊)、福岡女子大学助教授を経て現職。スポーツ史学会理事。日本スポーツ人類学会監事

月嶋紘之 : 神戸市外国語大学非常勤講師(兼任)。同大学英米語学科卒業。日本体育大学大学院博士前期課程修了。体育学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Shun'ichiro AKIKUSA さん

    労作かつ労翻訳。翻訳に癖がある。とはいえ話題にならなすぎでかわいそう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品