O・ヘンリー・ミステリー傑作選 河出文庫

オー・ヘンリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309460123
ISBN 10 : 4309460127
フォーマット
出版社
発行年月
1984年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,333p

ユーザーレビュー

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短編の秀作を数多生み出してきた著者の傑作...

投稿日:2009/12/16 (水)

短編の秀作を数多生み出してきた著者の傑作選。テンポもよく、あっという間に読み進められる話ばかりで、通勤通学のお供にも丁度良い分量。獄中で温めたアイディアがこれほどに広がりをもつものかと感心させられる。

サニーデイズ さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    『最後の一葉』や『賢者の贈り物』のように教訓的で素敵な物語も多いけど、O・ヘンリーは、本質的にはサービス精神と遊び心に溢れたエンターティナーだという事がよく分かります。金庫破りや詐欺師など【犯罪】をキーワードにした28篇の物語。名探偵「シャムロック・ジョーンズ」というパロディ小説も3篇収録。もとは公金横領で服役した銀行員。囚人仲間から聞いた話をネタに書いた物語を出版社に投稿し、出所した時は作家になっていたという経歴の持ち主だけに、身近な題材なのかも。28話中24話が本書で初めて翻訳された物語だそうです。

  • future4227 さん

    O・ヘンリーといえば『最後の一葉』が有名すぎて人生訓的な小説のイメージが強いが、ミステリーというか犯罪小説的な短編も数多く残していることがわかる。しかも、1984年刊行時にまだ200編以上もの未訳作品があったとか。その後、翻訳作品は増えたのだろうか?正直オチが理解しづらい作品も多いが、『あやつり人形』『とりもどされた改心』は悪人の心の中に潜む良心をうまく描いていて好きな作品だ。また、至る所で日露戦争の話題が出てくるところを見ると、当時アメリカでもかなり注目を浴びていた戦争だったのだろうか?

  • Panzer Leader さん

    [O・ヘンリー誕生日読書会’16]「最後の一葉」、「賢者の贈り物」等の心を打つ暖かい結末の作品に慣れ親しんでいたので、ミステリーというよりは犯罪をテーマにした本短編集は自分が思っていたようなテイストではなかったが、それでも様々な趣向を凝らして読者を楽しませる術を知っているオー・ヘンリーは正にエンターテイナー。

  • A.T さん

    【O・ヘンリー誕生日読書会’19】今年で数度目の参加で、やっと、O・ヘンリーの読み方がわかってきたかも。落語の小噺風にオチを見つけて楽しむのが私流かな。「20年後の再会」が結局、一番。

  • アルカリオン さん

    O・ヘンリー、「最後の一葉」の強大なインパクトの副作用で漠然と「教科書の一部」みたいなイメージを持ってしまっていたが、普通の(?)作家だったんだ▼面白い作品もあったが、訳文がどうにも読みにくくて趣味に合わず、ちょうど半分まで来たところでリタイヤ。

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人物・団体紹介

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オー・ヘンリー

1862‐1910。アメリカ、ノースカロライナ州生まれ。アメリカを代表する短編作家。薬局や銀行勤務のかたわら執筆活動を始める。銀行員時代に横領の疑いで告訴され、のちに服役。出獄後の40歳頃から創作活動に没頭する。アメリカ庶民の生活を題材に、生涯に270を超える短編小説を残した

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