オラシオ・キローガ

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本

愛と狂気と死の物語 ラテンアメリカのジャングルから

オラシオ・キローガ

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基本情報

ジャンル
：
文芸
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784779115400
ISBN 10 : 477911540X
フォーマット
：
本
出版社
：
彩流社
発行年月
：
2010年07月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
オラシオ・キロガ, オラシオ・キローガ, 野々山真輝帆 ,  
追加情報
:
２３２

内容詳細

ジャングルのドラマは今、人々が孤立する大都会でも起きている…。ジャングルや都会の片隅で、狂気と死に翻弄される人々や動物たちの姿を、生命への愛とともに見据えた、クリオリズモの代表作家による１４の物語。

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読書メーターレビュー

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  • スターライト さん

    読了日：2015/12/23

    野々村氏編のラテンアメリカの短篇集を読んだので、こちらにも着手。アルゼンチンの北東部を舞台にした作品が多く、その土地特有の匂いが感じられる。それに加え作者キロガの生い立ちや土地への執着、複雑な人格の持ち主も少なからず反映しているのだろう。作品を読んでいて感じるのは、人間に対する強い不信感と憎悪、自然への賛美である。「漂流船の怪」をキロガによるマリー・セレスト号事件の一解釈ととらえることも可能かも知れないが、単なる怪異譚ではない気がする。

  • kozawa さん

    読了日：2010/08/24

    キロガの短編集というだけである程度の価値と読みごたえはあるんだけど、出さないよりは出したことをほめたいけど、やっぱ、セレクションといい訳といい、100点満点はつけられないかなぁ・・・

  • すけきよ さん

    読了日：2010/07/15

    キロガと聞くと、面白おかしい「羽根枕」が真っ先に思い浮かぶ作家。あの手の作品を楽しみにしていたんだけど、ちょっと期待ハズレ。純粋に古いのか、翻訳ワークショップ作品だから無味無臭みなっちゃってるのかわからないけど、残念ながら退屈な作品が多かった。その中で面白かったのは、「野生の蜂蜜」「不毛の地」「アナコンダ」あたり。「アナコンダ」は中篇。ヴィジュアルは一昔前の動物パニックものなんだけど、内容は『みなしごハッチ』系というか（笑）

  • コウみん さん

    読了日：2024/03/23

    ラテンアメリカ短編集。 とてもモヤモヤしちゃう話ばかりだが、特に最後の「アナコンダ」は結構モヤモヤしてしまった。 まるで、アマゾンの中を迷っている感じで押入れに入って読んでいそうな本だった。

  • 黄色と橙 さん

    読了日：2011/07/08

    ムワッとした臭気、ドロリとした狂気を感じるラテンアメリカ密林の短編集。「野生の蜜蜂」が面白かった。

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オラシオ・キローガ

１８７８年生まれ。ウルグアイの小説家。学生時代から文学活動に従事し、一時パリに渡る。帰国後、ブエノス・アイレスに移住。アルゼンチンの詩人レオポルド・ルゴーネスと親交を深める。アルゼンチン北部の熱帯地方にひかれ、密林地と首都を往復する生活を送った。１９３７年に自殺。短編作家として名高く、『愛と狂気と死

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