トマシュ・ヤクブ・オパルカ:イマージュ
近年、ポーランドで脚光を浴びている作曲家トマシュ・ヤクブ・オパルカ作品の初のアルバム。彼の世代の最も独創的な作曲家の一人であり、管弦楽作品や映画音楽で知られています。
この新しいアルバムでは、大規模な楽器アンサンブルのための4つの構成で収録されており、独特の物語が構築され、それぞれオパルカ自身の創造的発展のマイルストーンとなっています。彼の音楽のエネルギーで、現代の時代と異なる作曲法は、リスナーから大きな注目を集めています。
彼の音楽は、エネルギー、音の感受性、洗練されたオーケストレーション、ハーモニック・イノベーションによって区別されます。概念主義とポストモダニズムの両方から自らを切り離し、インスピレーションをもたらしています。彼は、音楽そのものの本質と内容に根ざすものではなく、音楽作品の先祖主義的概念の使用に断固として反対しています。彼の大胆な作曲は、理論的な傾向の境界を超えており、創造的な直観とよく考え抜かれた技法とを結びつけ、新しいサウンドスケープを生み出します。(輸入元情報)
【収録情報】
オパルカ:
● 『Collisions of the Matter』 (2012)
クシシュトフ・スウォヴィンスキ指揮、ポーランド青年交響楽団
録音:2013年5月11日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサートホール(ライヴ)
● 交響曲第2番『イマージュ』 (2014)
クシシュトフ・スウォヴィンスキ指揮、ポーランド青年交響楽団
録音:2014年5月10日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサートホール(ライヴ)
● 『D.N.A - バス・クラリネット協奏曲』 (2012)
ヤドヴィガ・チャルコウスカ(バス・クラリネット)
ヴォイチェフ・ミフニェフスキ指揮、Chain X フェスティヴァル室内管弦楽団
録音:2013年2月1日、ワルシャワ・フィルハーモニー(ライヴ)
● 『Quadra』 (2007)
ウカシュ・ボロヴィツ指揮、ポーランド放送交響楽団
録音:2008年4月6日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサートホール(ライヴ)