オッフェンバック(1819-1880)

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DVD 輸入盤

『ホフマン物語』全曲 ピィ演出、ダヴァン&スイス・ロマンド管、ラオ、プティボン、他(2008 ステレオ)(2DVD)

オッフェンバック(1819-1880)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BAC049
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ピィ・ワールド全開!
超超超刺激的な『ホフマン物語』、DVD化!


強烈なオペラ映像が登場です! 今やヨーロッパで一番人気の演出家と言っても過言ではない、フランス人演出家オリヴィエ・ピィが手掛けた『ホフマン物語』。ピィと言えば、タブーを恐れずドラマを深く掘り下げることでカリスマ的人気を誇る演出家。彼が手掛けた舞台は必ず大きな話題になるのですが、なかでもこの『ホフマン物語』は、お伽噺的な娯楽作品へと陳腐化してしまったこの傑作から、オッフェンバックが意図した通りの「異常な世界」を見事に描き切ったことで大評判となったもの。ことにピィ独特の強いエロティシズムはここでも全開。遠目には全裸にしか見えないプティボンのオランピアにはビックリ! それ以上にヴェネツィアの娼館が舞台のジュリエッタの幕は全裸の男女がウヨウヨ! そうした刺激的な舞台から、オッフェンバックが目指した怪奇で幻想的な世界が見事に浮かび上がって来るのはピィならでは。2001年に初演されて以来、何度も再演されている、ピィを代表する演出です。
 歌手は、ベルギーのテノール、ラオのホフマン、ご存知プティボンのオランピア、近年アバドから重用されているスイスのソプラノ、ハルニシュのアントニア、バロック・オペラでも活躍するスイスのメッゾ、ヴェッセリングのジュリエッタとたいへんに充実したキャスト。そしてブーレーズに学び現代音楽も得意とするダヴァンの切れ味鋭い音楽がピィの演出にピタリです。エーザー版を使用、正味3時間に迫る長さ。特典映像として出演者へのインタビューが見られます。
※このDVDは、FSK(ドイツにおける映画の自主規制団体)から6歳未満への規制が与えられています。※(キングインターナショナル)

【収録情報】
・オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』全曲(エーザー版)
 マルク・ラオ(T ホフマン)
 パトリシア・プティボン(S オランピア)
 ラヘル・ハルニシュ(S アントニア)
 マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(Ms ジュリエッタ)
 ステラ・デュフェクシス(Ms ミューズ、ニクラウス)
 ニコラス・カヴァリエ(Bs リンドルフ、コッペリウス、ミラクル、ダペルトゥット)、他
 ジュネーヴ大劇場合唱団
 スイス・ロマンド管弦楽団
 パトリック・ダヴァン(指揮)
 演出:オリヴィエ・ピィ
 装置、衣装:ピエール=アンドレ・ウェイツ

 収録時期:2008年10月
 収録場所:ジュネーヴ大劇場
 収録方式:ライヴ

・特典映像:出演者へのインタビュー

 収録時間:本編171分、特典26分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM Stereo, Dolby Digital 5.1, DTS 5.1
 字幕:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

総合評価

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演奏はちゃんとしているが、版の選択が疑問...

投稿日:2019/05/06 (月)

演奏はちゃんとしているが、版の選択が疑問なのと(通常版でも意図は実現できたように思える)、ヘアハイムで観てしまった後では物足りない演出(全裸の必然性はあまりないし仕掛けの意外性もない)。ふつうにホフマン物語の舞台として観る分には及第点かもしれないが、現代的演出にするならヘアハイムぐらいはやってくれないと、かえって伝統的演出でもよいように思う。ミューズ/ニコラウスが一番舞台映えがして、別の演出で観てみたい感じ。

notabene さん | 東京都 | 不明

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評判のピーによる演出ということで大いに期...

投稿日:2009/10/11 (日)

評判のピーによる演出ということで大いに期待して購入したが、私には残念ながら「期待にたがわぬ」とはいかなかった。しかし、評価については意見が分かれることだろう。やたらに目まぐるしく変化する電気仕掛けの舞台が見せる「幻想」は、大がかりなマジック・イリュージョンのそれのようだ。そこに驚きはあっても、感動までは喚起しないのだ。歌手陣はよくやっていると思うし、なによりも録音の優秀さでオーケストラの響きもまた美しい。画質もきわめて高水準。

烏 さん | 広島県 | 不明

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名高いオペラだが、音楽の上では類型的なナ...

投稿日:2009/10/05 (月)

名高いオペラだが、音楽の上では類型的なナンバーが続き、大きな盛り上がりに乏しいので、エーザー版に「捏造ナンバー」である、舟歌の旋律による六重唱までぶち込んだこの上演版ではかなり凡長に感じるのも事実。それでも歌手陣が豪華なら何とか持ちこたえられるが、プティボン以外が小粒なこのキャストでは無理。頼みの演出も無機的な装置のせいもあって、怪奇・幻想の趣きは意外にも薄い。全裸に見えるボディスーツで登場のオランピア以下(彼女とホフマンのダンスは完全に性行為と解される)、しばしば(意味もなく)登場するほぼ全裸の男女が目玉とは寂しい。鏡像の喪失は男性性の喪失という解釈のようだが、影がないはずのシュレミルがしっかり鏡に映ってしまうのも困りもの。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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