オッテ、ハンス(1926-2007) レビュー一覧
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投稿日:2022/07/15
ほとんど単なる音の反復なのに、この曲には、悲しみも喜びも、過去も未来も、水も空気も、絶望も希望もある。3種類聴いたDas Buch Der Klangeの演奏はどれも非常に素晴らしいが、その中では、この演奏が一番抒情的かもしれない。
saitaman さん
投稿日:2022/07/10
こんなことを書くと怒られそうだが、一瞬、人が演奏するよりコンピュータで演奏した方がいいのではないかと思ってしまうような様式の音楽なのだが、これが、ハマる。Part1からPart12まで、ミニマリズムの魔法に染め上がられる76分間。近年、NAXOSからラートによる素晴らしい演奏が出ているが、あちらも非常に良い。
saitaman さん
投稿日:2019/02/11
このアルバムは当たりだった。ミニマリズム系の音楽であるが、静謐な中に表情があり、静かに引き込まれる。ちょっぴりメシアン風であり、ペルトにも似ているが、また違う個性である。お気に入りのアルバムになりそうだ。
saitaman さん
投稿日:2010/12/12
この曲集は作曲者自身のもの(kuckuck:11069-2)とヘルベルト・ヘンクの盤(ECM:462655-2)で愛聴しています。12曲からなるこの作品はタイトル通り色々な音の響きの表情を聴かせてくれます。作曲者のHans・Otteはかつてダルムシュタットでシュトックハウゼンなどと親交があった様ですが、この曲集はピュアな音楽です。他にも最近作でR・ウッドワードの弾いた「Studenbuch:Book Of Horurs」というのもあり、こちらもなかなか良いものです。Otteのこの「Das Buch Der Klange」の新しい盤を早く聴いてみたいと期待しています。 今予約をしているので、演奏の評価は出来ないのですが、作品としては5つ星です。
T.G. さん |50代
投稿日:2008/02/10
何とピュアな音楽だろう。天国的な響きにひたされたり、あるいは深い思索の中に入り込んだり、とにかくたっぷりとピアノの響きが満喫できます。かつてシュトックハウゼンと行動を共にしていたotteのスケッチブックを見る様な曲集です。自身の弾いたものも出ていますので、そちらも聞いてみて下さい、味わい深い演奏をしています。(独kuckuck:11069-2)
T.G. さん
投稿日:2008/02/10
かつての盟友シュトックハウゼンが逝ってしまいました。otteにはまだがんばってほしいと思います。以前HENCKの演奏で出ていた「響きの本」(ECM:462655-2)とはまた違った感じの曲集です。WOODWARDのクリーンな響きにとてもよくあっています。OTTE自身が弾いた「響きの本」もよかったのでこちらもどうぞ(kuckuck:11069-2)
T.G. さん
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ありがとうございました
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