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【中古:盤質S】 交響曲第2番、ミーナ、カリッシマ、朝の歌 ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル

エルガー(1857-1934)

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ONYX4165
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その他
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商品説明

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エルガー:交響曲第2番、ミーナ、カリッシマ、朝の歌
ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル


2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal Conductor。2009年9月からはChief Conductor)に迎え、世界を舞台に快進撃を続ける英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。チャイコフスキーの交響曲全集で更なる注目を集めたペトレンコ&RLPOのONYX第5弾は、エルガー・プロジェクトの続編、交響曲第2番と管弦楽のための小品集が登場。
 ラフマニノフやチャイコフスキー、ショスタコーヴィチなどロシア音楽の演奏がクローズアップされることの多いペトレンコ&RLPOですが、イギリスを中心とするヨーロッパでは現代最高峰の「エルガリアン」とも称されており、前作『交響曲第1番』も高い評価を得ています。今、最も勢いのある若き巨匠の筆頭格ワシリー・ペトレンコと、英国最古のオーケストラの1つであるRLPOのエルガー・プロジェクトにご期待ください!(輸入元情報)

【エルガー】
近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガー(Sir Edward William Elgar)は、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の中には音楽家の資質が備わっていたということなのでしょう。
 ヴァイオリン教師、ピアノ教師として収入を得るようになると、若きエルガーはロンドンへ足しげく通ってはさまざまな音楽に接し、シューマン、ワーグナーの作品にはとりわけ強く影響を受けたとされています。1889年にピアノを教えていたキャロライン・アリス・ロバーツと結婚しますが、作曲家としてはまだ地元の合唱音楽祭から作品を委嘱される程度にとどまっていました。
 1899年、そんなエルガーに大きな転機が訪れます。代表作のひとつである『エニグマ(謎)』変奏曲(1898年)が7月19日にロンドンのセント・ジェームズ・ホールでハンス・リヒターの指揮によって初演され、当時既に42歳だったエルガーは一躍世の注目を集めます。翌1900年にはオラトリオ『ゲロンティアスの夢』が完成、リヒャルト・シュトラウスがこの作品を絶賛したことで、その名声はヨーロッパ中に広まります。
 エルガーのもっともポピュラーな作品である行進曲『威風堂々』第1番は、1901年に作曲されました。中間部の有名な旋律は、時のイギリス国王エドワード7世のために書かれた『戴冠式頌歌』(1901年)でも再び用いられ、今日『希望と栄光の国』として愛唱され、イギリス第2の国歌とまで称されています。
 これ以降、オラトリオ『使徒たち』(1903年)、オラトリオ『神の国』(1906年)、交響曲第1番(1908年)、ヴァイオリン協奏曲(1910年)、交響曲第2番(1911年)、交響的習作『フォールスタッフ』(1913年)、チェロ協奏曲(1919年)等々、近代音楽史上の傑作を矢継ぎ早に発表、1904年(47歳)にはナイトに叙されるなど、エルガーはイギリスを代表する作曲家として自他共に認める存在となります。
 しかし1920年に夫人と死別してからは創作意欲を失い、指揮者、演奏家としての活躍に重心を移します。この当時マイクロフォンによる電気吹き込みの技術が新しく開発され、エルガーは自身の代表作を次々とレコーディング、有名なEMIのアビー・ロード・スタジオで初録音をおこなったのはエルガーでした。1924年(67歳)に「国王の音楽師範」(Master of the King's Musick)の称号を受け、1931年(74歳)には准男爵にも叙されるなど、その声望が衰えることはなかったようです。
 晩年には再び作曲活動に挑み、交響曲第3番、歌劇『スペインの貴婦人』、ピアノ協奏曲などの大作を手掛けますが、いずれも完成させることなく、1934年2月23日に世を去りました。(HMV)

【収録情報】
エルガー:
● 交響曲第2番変ホ長調 Op.63
● ミーナ
● カリッシマ
● 朝の歌

 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
 ワシリー・ペトレンコ(指揮)

 録音方式:ステレオ(デジタル)

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ロシア人のエルガーが面白い。ソ連時代スベ...

投稿日:2018/03/29 (木)

ロシア人のエルガーが面白い。ソ連時代スベトラーノフが振った2番を持っているが、なかなかの力演(怪演?)であった。ワシリー・ペトレンコのこの演奏、気に入った。全曲を通して見通しがよく、すっきり気持ちよく聞けた。ただし、ボールトなどの英国系の指揮者のようにはいかない。細部細部で指揮者の意図が見えるのだ。だがそれが悪いとは思わない。ペトレンコのエルガー感がよくわかるということだ。スコアを研究し、自分なりの響きを丁寧に再現している。わかりやすくい言えば、ペトレンコのこの曲に対する真摯な姿勢(本当に好きで振っている)が理解できるのだ。オケもこれに従いこの指揮者に対するレスペクト感がよく伝わってくる。だから英国ローカルなエルガーではなく、世界のエルガーに仕上がっている。こだわりや偏見のない人が聞けばきっと気に入るはずである。特に4楽章は素晴らしい。これから初めてエルガーの2番聞いてみようかという人にとってはベストチョイスになると思う。ちなみにもう一人のペトレンコ、BPOのキリル・ペトレンコの2番も素晴らしい(正直こちらの方がよりパワー・推進力を感じて好きだが)ロシア人はエルガーが好きなのだろうか?

のだめノビルメンテ さん | 新潟県 | 不明

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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