エリック・ブリニュルフソン

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ザ・セカンド・マシン・エイジ

エリック・ブリニュルフソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822250997
ISBN 10 : 4822250997
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
434p;20

内容詳細

「ブリニョルフソンとマカフィーは、世界中のイノベーターとイノベーションの現場を見て回るツアーに読者を連れて行ってくれる。ただしこれは、お気楽な観光旅行ではない。
驚異の技術はなぜ出現したのか、こうした技術ななぜ重要な意味を持つのか、そしてこれからどこへ向かうのかを読み解いて行く旅である。」
ハル・バリアン(グーグル社チーフ・エコノミスト)

「この楽観的な本の中で、ブリニョルフソンとマカフィーはインテリジェントな機械がもたらすゆたかさを描き出す。ただしゆたかさを実現し享受するためには、機械と競争するのではなく、
機械と共存する方法を見つけなければならないというのが本書の主張だ。となれば私のようなエンジニアは、ふつうの人でも容易に使いこなせるような機械を設計する必要がある。
結局のところ、新しい技術を支持するのは、その恩恵を最も多く受ける人なのだから。」
ロドニー・ブルックス(アイロボット創設者、現リシンク・ロボティクス会長兼最高技術責任者)

前著『機械との競争』で衝撃を与えたマサチューセッツ工科大学のコンビによる、膨大な調査・研究に基づいたテクノロジーと未来を描いた全米ベストセラー
(原題The Second Machine Age: Work, Progress, and Prosperity in a Time of Brilliant Technologies)

蒸気機関の発明によるファースト・マシン・エイジは18世紀後半に始まった。
いま、コンピュータを中心としたセカンド・マシン・エイジに突入した。
人工知能の急速な進歩によるデジタル・イノベーションは、グーグルの自動運転車やチェスやクイズで人間のチャンピオンを圧倒する人工頭脳ワトソンなどに象徴されている。
しかし、まだまだ序の口に過ぎない。

人類は蒸気機関によってもたらされたと同様の、それまでとグラフの向きが変わり始める点である「変曲点」にさしかかったと著者たちは見る。
人工知能の進化によって、これまでは不可能と見られていた仕事がロボットに置き換わっていく。その結果、消えていく職業は多い。
人間は機械と共存できるのだろうか。
ビジネスマン、経営者だけでなく、子供の将来を真剣に考える親たちの必読書でもある。
著者について
MITスローンスクール経営学教授  エリック・ブリニュルフソン(Erik Brynjolfsson)
著書に『機械との競争』(日経BP社)、『インタンジブル・アセット』(ダイヤモンド社)、『デジタルエコノミーを制する知恵』(東洋経済新報社)。

アンドリュー・マカフィー(Andrew McAfee)
MITスローンスクール、デジタルビジネス研究センター主任研究員。 著書に『機械との競争』、“Enterprize 2.0”。

【著者紹介】
エリック・ブリニョルフソン : MITスローンスクール経営学教授

アンドリュー・マカフィー : MITスローンスクール、デジタルビジネス研究センター主任研究員

村井章子 : 翻訳家。上智大学外国学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 5 よういち さん

    AIの進歩が人類に与える影響とは。最近巷を賑わすAI関連の考察。本書がハシリか。読んで考えれば、なかなか恐ろしい。◆18世紀の産業革命がファースト・マシン・エイジの扉を開いた。そして今、人類はセカンド・マシン・エイジの入り口に立っている。◆かつて計算等の一定のルールに従うものはコンピュータが優るが、パターン認識等は人間にしかできないと言われてきた。しかし自動運転は既にその領域に踏み込んだものだ。◆1年で2倍進化するというAI。32年後には40億倍の進化だ。もう何が起こっても不思議でない時代がすぐそこにある

  • Miyoshi Hirotaka さん

    産業革命はエネルギーの力を解き放ち、物理的な世界を変える役割を果たした。セカンド・マシン・エイジは人間の創意工夫の力を解き放つ。ところが、以前もあったように機械と競合する仕事は淘汰される。同じスキルを大量生産する教育システムは機能しなくなる。獲得したノウハウを教え合い、新しいアイディアを生み出す自己学習を強化すべき。労働は人間を退屈、悪徳、困窮の三悪から救う。格差是正の名のもとに所得保障をしたところで困窮には効果はあるが、残りには効果がない。働いて熟達、自立、目的を手に入れることが人間を人間らしくする。

  • kubottar さん

    AI論の本です。個人的にはAI悲観論ではなく、これから先はコンピュータと人間がタッグを組んで物事に対応していく話が面白かった。人間がAIに勝る能力は「発見・創造」そして「遊び」この部分を伸ばしていくことが、これからの時代必要なことだと確信しました。

  • Yuichiro Komiya さん

    前著、機械との競争(2013)から2年後に出版された本書では、2年の間にAIが劇的に進化し、自動運転や医療診断、作曲など幅広い分野に適用されだしたことが書かれている。更に4年経った今ではAIの画像認識は人の能力を超え、またRPAやチャットボットなど様々なツールが活用され始めており、まさに指数関数的に技術が進歩しているのを実感できる。新しい技術が生まれて少し遅れてその影響が社会に現れるということだが、まさにこれからディープラーニングをはじめとしたAI技術の影響が社会に現れてくるのだろう。

  • そんれい さん

    「人間は、馬と同じ運命をたどるのか」という序文から始まるこの本は、産業革命に続くコンピューター等の技術発展を「第2機械時代」と定義し、急激に変化する未来に備え、いくつかの提言をするものです。超格差社会の到来等、これからの価値観を大きく変えるものです。個人への提言として、AIと人間のもつ創造性や多彩な感覚器官の組み合わせが、より、生産性を上げるとしています。将来的にはロボットとうまく一緒に働ける人にならなければ、人間も働く馬のように社会から去らなければいけなくなるのかもしれない。こわっ!

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