基本情報
内容詳細
難病に苦しむ女性とカタツムリとの不思議な絆を描く、真実の物語
難病に苦しむ著者に、生きる希望の灯をともしたもの、それは病床に偶然やってきた一匹の小さな生きものが、深夜、生を奏でる微かな音だった。
海外で数々のノンフィクション賞を受けた、一人の女性と一匹のカタツムリの間に芽生えた奇妙で温かな絆を描いた真実の物語。
【訳者あとがきより】
人間と、人間以外の動物との交流を描いた物語は、それこそ枚挙にいとまがない。登場する動物の種類もさまざまだ。人間といちばん親密な犬や猫はむろんのこと、大は象やライオンから小はハツカネズミに至るまで、幾多の動物との絆が多くの人によって語られてきた。
が、これほど小さな動物との交わりを描いた物語、それもノン・フィクションとなると、ほとんど類例がないのではないだろうか。
そう、本書の主役は――
一匹のカタツムリ
なのだ。犬や猫と比べれば、吠えたり鳴いたりすることもなく、自然界の片隅でひっそりと生きている、ごくおとなしい動物。だが、この小さな小さな動物が、一人の女性を絶望の淵から立ち直らせて、彼女に再び生きる勇気と希望を与えたのは間違いのない事実なのである。
【内容紹介】
難病に苦しむ著者に、生きる希望の灯をともしたもの、それは病床に偶然やってきた一匹の小さな生きものが、生を奏でる微かな音だった。一人の女性と一匹のカタツムリの絆を描いたノンフィクション。ウィリアム・サローヤン国際賞受賞作。
目次 : 第1部 スミレの鉢の冒険/ 第2部 緑の王国/ 第3部 歯と触覚と渦巻/ 第4部 カタツムリの思考法/ 第5部 愛と神秘/ 第6部 カタツムリよ永遠に
【著者紹介】
エリザベス・トーヴァ・ベイリー : 『カタツムリが食べる音』で2012年のウィリアム・サローヤン国際賞ほか数々のノンフィクション賞を受賞。現在、アメリカの北東に位置するメーン州の自然豊かな土地で、暮らしている
高見浩 : 1941年東京生まれ。出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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小梅 さん
読了日:2015/11/23
chimako さん
読了日:2015/11/02
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯 さん
読了日:2014/11/03
これでいいのだ@ヘタレ女王 さん
読了日:2015/12/15
こばまり さん
読了日:2014/04/06
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人物・団体紹介
エリザベス・トーヴァ・ベイリー
『カタツムリが食べる音』で2012年のウィリアム・サローヤン国際賞ほか数々のノンフィクション賞を受賞。現在、アメリカの北東に位置するメーン州の自然豊かな土地で、暮らしている
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