エリザベス・コルバート

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6度目の大絶滅

エリザベス・コルバート

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140816707
ISBN 10 : 4140816708
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

2050年には種の半分が消えてしまう! ?

地球上では、過去5度の大量絶滅が起きている。そして現在、毎年4万もの生物種が姿を消している。私たちは、6度目の大絶滅がひそかに進行する稀有な時代に生きているのだ。人類文明の繁栄を極めた矢先の生命の衰退―いま、世界各地で何が起きているのか。最前線の研究者たちの活躍を追う。『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』2014年度ベストブック10に入った話題作。福岡伸一氏推薦。

【著者紹介】
エリザベス・コルバート : ジャーナリスト。『ニューヨーク・タイムズ』紙記者を経て、1999年より『ニューヨーカー』誌記者。『ニューヨーカー』誌連載記事が、アメリカ科学振興協会(AAAS)賞、ナショナル・アカデミー・コミュニケーション賞(いずれも雑誌部門)をダブル受賞し、のちに単行本The Climate of Manとして刊行(未邦訳)。そのほかに、2度の全米雑誌賞、ハインツ賞、グッゲンハイム・フェローシップなどの受賞歴がある

鍛原多恵子 : 翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    今日、現在で世界の人口は約73億人です。大航海時代以降、人の移動それに伴う各種生物(病原菌等含む)の移動が頻繁になり、それまではゆるやかだった種の絶滅、生態系崩壊が加速しているとのことです。人類は実際生物だけでなく原住民等も滅ぼしています。その主要因が人類の激増による自然破壊・乱獲および化石燃料使用の増大です。本書は人類に対する警鐘の書です。地球および人類が生き延びるためには、個々の国が自らの利害を主張するのではなく、地球・世界レベルで考える世界連邦が必要ではないでしょうか?

  • スパイク さん

    ペルーの黄金のカエルとの出逢いからアイスランドへ、夜のグレートバリアーリーフの海へ、失望を目の当たりにする旅は愉快ではないだろうけれど、それは絶望ではない。まだ可能性は残っているってことですか。(このように世界を旅すること自体には羨ましさすら感じる。)まっ、実際のフィールドワークで6度目の大絶滅の進行を目撃しているのだから現実なんでしょう。ネアンデルタール人と現生人類とのあいだに遺伝子(DNA)の違いがあるとすれば、それは『狂気』のようなものであるのではないか、なんて面白い発想は大好きです。私も知りたい。

  • ばんだねいっぺい さん

    うーん。未来はガンダムかマッドマックスか。なるようにしかならないけど、恐ろしいわ。

  • いずむ さん

    絶滅や自然という言葉に、青く澄んだ海や鬱蒼とした熱帯雨林ばかりを思い浮かべている不自然な自分。どうして、絶滅や終焉という言葉に、巨大隕石の衝突とか地殻変動とか、そんなある意味で壮大な妄想を抱いていたんだろう。本当の絶滅は、"自然保護"や"エコ"という思想の裏側にある自然破壊によって、自覚的かつ自主的に、今まさに引き起こされているのに。自分が棲む街ですら、或いは何者かを滅ぼして拓かれた土地なのに。「Xデイ」なんて都合の良いドラマは存在しない。ここにあるのは「6度目の大絶滅」と書いて「にんげん」と読む現実だ。

  • kan さん

    何十年も前からそうだろうと思われてきた事が、やはりその通りなんだと、いくつかの証拠を挙げながら提示される。人新世における生命の大絶滅に歯止めをかけることが出来るのかどうか、人類に課せられた宿題は非常に重く、難しい。希望的観測で物を言うのは簡単だが、それまでにタイムアップとなるのではないかと、自然の摂理を知れば知るほど不安になる。

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