エリザベス・キューブラー・ロス

人物・団体ページへ

「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答 中公文庫

エリザベス・キューブラー・ロス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122045941
ISBN 10 : 4122045940
フォーマット
出版社
発行年月
2005年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
鈴木晶 ,  
追加情報
:
16cm,279p

内容詳細

死を告知された患者と、その介護にあたる家族や医師、看護師の心構えを、簡潔な質疑応答のかたちでまとめた必読の書。「どうして私が」という当惑と混乱、怒りと悲しみを克服し、いかに質の高い日々の暮らしを獲得するかを提案する。

目次 : 臨死患者/ 特殊なコミュニケーションの形/ 自殺と末期疾患/ 突然死/ 延命/ 患者を看取る場所はどこが望ましいか/ 遺された家族の問題/ 葬儀/ 家族とスタッフは自分の気持ちをどう扱うか/ スタッフに関する他の問題/ 老齢/ ユーモア、恐怖、信仰、希望に関する質問/ 個人的な質問

【著者紹介】
エリザベス・キューブラー・ロス : 精神科医。1926年、スイスのチューリヒに生まれる。チューリヒ大学に学び、1957年学位取得。その後渡米し、ニューヨークのマンハッタン州立病院、コロラド大学病院などをへて、1965年シカゴ大学ビリングズ病院で「死とその過程」に関するセミナーをはじめる。1969年、『死ぬ瞬間』を出版して国際的に有名になる。著書多数。2004年、死去

鈴木晶 : 1952年、東京生まれ。東京大学文学部ロシア文学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程満期修了。法政大学国際文化学部教授。専攻は文学批評、精神分析学、舞踊史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • くろほ さん

    『死ぬ瞬間』を読む前のワンクッションのつもりで読んだ。多くの末期患者に触れてきた精神科医の著者が、市井の人の「死ぬ瞬間」にまつわる質問に応えるという内容。「死期が近い患者に、そのことを伝えるべきか?」「遺族となった人たちをどう支えればいいのか?」「延命治療を望まない患者にどう対応すべきか?」 タイトル通り質疑応答形式で書かれていて読みやすい。大事なのは患者の真の要望を聴き、対応すること。そして自分自信の「死に対する考え方」を持っておくこと。『死ぬ瞬間』も読んでみよう。

  • オランジーナ@ さん

    死についての本。死を受容することの大切さを説いているが、実際の著者の晩年は死を受け入れることはできなかったそうです。

  • ぼんくら さん

    より安らかな死を迎えるために読んでおきたい。死を受容してはじめて生が輝く。

  • akane さん

    死を受け入れることは、その日その日を人生最後の日であるかのように真剣に生きようと努力すること、そして、今日のような日がこれからもずっと迎えられることを願うということ……つまりは、「いま」を精一杯生きるということか。「いま」という感覚を大切にしようと思えた。でなきゃ、いいエンディングが迎えられない!

  • 難波猛 さん

    ◆臨死患者が死を「受容」するプロセスを研究した精神科医の質疑応答集。 ◆キューブラー・ロス・プロセス/否認(怒り)→取引→抑鬱(虚脱)→受容 ◆患者だけでなく、家族・医師・看護スタッフ等も、死や臨死患者と向き合うには心理的な準備が必要。 ◆患者の知る権利を妨げない ◆主導権(選べる権利)を持たせる、役に立つと感じてもらう。 ◆患者にも家族にも医療スタッフにも、思いを自由に吐き出せる「叫びの部屋」が必要 ◆スタッフ自身のエネルギーを充電する ◆受容により、人生の有限性に向き合うと本当の生を始めることが出来る

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

エリザベス・キューブラー・ロス

精神科医。1926年、スイスのチューリヒに生まれる。チューリヒ大学に学び、1957年学位取得。その後渡米し、ニューヨークのマンハッタン州立病院、コロラド大学病院などをへて、1965年シカゴ大学ビリングズ病院で「死とその過程」に関するセミナーをはじめる。1969年、『死ぬ瞬間』を出版して国際的に有名に

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品