人生は廻る輪のように 角川文庫

エリザベス・キューブラー・ロス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784042920014
ISBN 10 : 4042920012
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,526p

内容詳細

世界的ロングセラー『死ぬ瞬間』で死の概念を変え、生涯を通じて「生と死」の考察に深いまなざしを注ぐ精神科医キューブラー・ロスによる、最初で最後の自伝。スイスで過ごした少女時代、難民救済活動、ナチス強制収容所で出会った蝶の壁画の謎、医師への道、結婚とアメリカへの移住、終末期医療と死の科学への取り組み、夫との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、ヒーリングセンターの設立、放火によるすべての焼失…。魂の名医が綴った、愛と死と生の秘密。ページをめくるごとに、希望と感動が溢れてくる一冊。

目次 : 第1部 二十日鼠の巻(さなぎ/ 瀕死の天使 ほか)/ 第2部 熊の巻(一族再会/ 医学校 ほか)/ 第3部 野牛の巻(ジェフィー/ 死後のいのち ほか)/ 第4部 鷲の巻(奉仕のゆくえ/ カントリー・ドクター ほか)

【著者紹介】
エリザベス・キューブラー・ロス : 1926年生まれ。医学博士、精神科医。ターミナルケア(終末期医療)、サナトロジー(死の科学)のパイオニアであり、その成果をまとめた『死ぬ瞬間』(中公文庫)は世界的なロングセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • びす男 さん

    たえず前進し続けた女性の自伝。お説教臭いのは仕方ないとしても、エネルギッシュに自分の道を邁進する姿はなかなか面白い。うまく受容できない話が多いからか、読むのはちょっと苦労した。

  • Kikuyo さん

    常に力強い。 前向きで、困難を困難と思わずに進む。 幼い頃の兎のエピソードは、本当に衝撃的な出来ごとだったのだろうな。死は生命の一部だ、そこをタブー視しては生命の豊かさを享受することは出来ない。 勇気を持ってそこに向きあう。科学者でもある著者が神秘体験を語るのは最初は意外だったが理解不能なことではない。 「いのちの唯一の目的は成長することにある」 それをわかっているから常に困難から学ぶことを自分に課していた、その姿その強さにひかれる。

  • くくのみ さん

    佐々さんの『エンジェルフライト』での引用から興味を持った。精神科医エリザベス・キューブラー・ロスの自伝。その生涯は、殺人未遂やエイズ療養所の放火といった苦難と、それに負けず成長を続けるものだった。死が忌避され、隠される時代にあって、愛を持って死と向き合い続けた。そこに宗教色はない。あったのは愛だけだった。そこから発せられるメッセージは愛を持つことに収束していく。愛し愛されることを身につけること。それが究極の学びだという。そのために私は、自分も相手も信じようと思った。また、自らの行動も気を付けていこう。

  • 銀の鈴 さん

    怖くてなかなか読むことができず、放っておいた本である。避けがたい肉親の死を目前にし、助けを求めるかのように読み始めた。離婚のきっかけともなったスピリチュアル詐欺のくだりは痛々しくも情けなくて、知りたくない一面だった。しかし、従前の闘うか諦めるかという死への対応ではなく、死を意識しながらも生の質を高める方法生き方を、現代の私たちが選択することができるようになったのは、やはりロスがいてくれたおかげではないだろうか。緩和ケア病棟で過ごした得難い大切な時間。もしも可能ならば彼女にはありがとうと伝えたい。

  • 人間 さん

    誕生から最晩年までの自伝。幼少期から破天荒で、意思を貫き自力で医者になった。どんなに温厚な方かと想像していたが、文面から想像するに逆。気丈でユーモラスで強気な感じ。豪胆豪傑。“私達”にはおなじみのモンロー研究所を訪れたと記載もある。ここで開眼したのではなく、これも全く独力で道を開いている。“私達”からすれば、女史はゴーイング・ホームの監修者として有名だ。何と辛い目に遭われた事か。成長のために人生がある。全ては学ぶため。自由意志を使って、生きていかねばならない。

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