エラリー・クイーン

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フランス白粉の謎 創元推理文庫

エラリー・クイーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488104375
ISBN 10 : 4488104371
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
476p 15cm(A6)

内容詳細

五番街にある“フレンチズ・デパート”のウィンドウに展示された寝台から、女性の死体が転がり出た。被害者はデパートの取締役会長の後妻。遺体のくちびるには口紅が塗りかけで、所持していた別の口紅からは謎の白い粉が発見される…。この怪事件から唯一無二の犯人を導き出す、エラリーの名推理。巨匠クイーンの地位を不動のものとした“国名シリーズ”第二作。

【著者紹介】
中村有希 : 1968年生まれ。1990年東京外国語大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 中原れい さん

    新訳は面白さが際立っていいなあ^^え、失敗じゃないの?っていう結末だし行方不明者のこと決着してないし。(たぶんラストシーンのすぐあとで実父が騒いで探させるでしょうが)エルやほかの人々が他者をいたわっている様子も美しく、やっぱりわたしは、エラリーこれより悩まなくていいなあと思うのです。タイトル、「デパートの殺人」では衝撃不足とはいえ白粉じゃ離れすぎだなあと思いつつこの座りの良さが好き。40年ぶりに堪能しました。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    エラリーは若い頃なので探偵の傲慢で警視であるお父さんを煙に巻いて大変、エラそうですが・・・・(怒笑)それに対して息子に情報提供を怠らず、無能な上司にヘイコラしたことに落ち込むエラリーお父さんが可愛いです。不自然な化粧や白粉の謎はオマージュ作や別作品で嫌というほど、使われているので「ああ、あれかな・・・・」と早々と見当は付きましたが犯人は予測できませんでした。この作品はミステリー読みとしては純粋にフーダニットを考える面白い本です^^

  • がたやぴん さん

    エラリーの独壇場ではあったが満足。状況証拠とアリバイで容疑者を絞っていく、王道の本格。ローマ帽子より隙がなく、小出しに提示される情報の順番も見事だった。読者への挑戦の寸前まで犯人が断定できない構成であったことが素晴らしい。ってことは、お前かぁぁってなれた。解答編は、一気に自分の推理の確認作業と重なり素直に楽しめる作品です。

  • Kiyoshi Utsugi さん

    エラリー・クイーンの国名シリーズの第二弾。 舞台はフランスではなく、ニューヨーク五番街にあるフレンチズ・デパート。そこのウィンドウで発見された死体は、フレンチズ・デパートの取締役会長のサイラス・フレンチの後妻であるウィニフレッド・マーチバンクス・フレンチで銃を2発撃たれてます。 この犯人を解き明かすのは、ニューヨーク市警のリチャード・クイーン警視とその息子のエラリー・クイーン。 結構綿密に組み立てられた作品で面白かった。 国名シリーズの第3弾も図書館で予約してあるので、入手が待ち遠しい。😀

  • ホームズ さん

    国名シリーズの中でも割と地味な作品なのかな〜。良い評価も悪い評価もあまり聞かない感じで(笑)個人的には雰囲気が好きな作品です(笑)しかし犯人は少し微妙な感じがしてしまった。このまま国名シリーズは新訳で全部出してくれるのかな〜。ファイロ・ヴァンスのシリーズはどうなったんだか?(笑)

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エラリー・クイーン

1905年ニューヨーク生まれ。同い年のいとこ、フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの共同のペンネーム。「エラリー・クイーン」のシリーズや、バーナビー・ロス名で書いた『Xの悲劇』『Yの悲劇』などが有名

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