エラリー・クイーン

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チャイナ蜜柑の秘密 角川文庫

エラリー・クイーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041014578
ISBN 10 : 4041014573
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
416p;15

内容詳細

出版社の経営者であり、切手収集家としても有名なカーク。彼が外からエラリーと連れ立って帰ると、一人の男が全てが逆さになった密室状態の待合室で死んでいた。謎だらけの事件をエラリーが鮮やかに解決する

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Aya Murakami さん

    被害者が身元不明…、ということで秘密だらけの見通しの悪いストーリーが進みました。 被害者の正体はともかく衣服を前後ろ反対に着てしまうことは大人になった今でもよくやってしまうミスです。まさかミステリーのトリックに使われてしまうとは…。 日本庭園でもそうなのですが、アメリカではオリエント世界ってそんなに胡散臭いイメージでとらえられるでしょうか?描写からして中国よりも日本のほうがより胡散臭いイメージみたいですが…。日本庭園も読み返してみたくなりました。

  • やきいも さん

    作者クイーンがお気に入りの国名シリーズ作品。発見された死体は衣服が上下逆で、部屋の中も何もかもが逆向きになっていた。なぜ殺人犯はそんな事をしたのか...。好き嫌いが別れる作品のようですが以下の理由で私は好きでした。1.「あべこべの死体」の謎という発想が斬新。2.少し変わった形で「密室」が登場するのも新鮮。この密室トリックは「わかりにくい」とやや評判が悪いです(笑) しかし、何と角川文庫版は巻末でこのトリックの解説をイラスト付きでのせてます!少し変わったタイプのミステリーを読みたい方に個人的におすすめです。

  • 中原れい さん

    やっと。筋は大体わかっていて、この版だと解説にメイントリック図解がついていて面白かった。正直、こういうのあった方がいいって、作り過ぎだと思う。話そのものは入り組んでいつ読んでも面白いですが。ジューナ〜なんて可愛いの一番はオランダでのだけど(錯乱)エラリーは友達の窮乏を救い困難を取り除いたのはパパめいている。犯人側の関係者はひとり、絶望の極みなのがやるせない。イキのいいエラリーは面白いけど、父にも同じ調子だと作品のリズムが〜ってのは終わりまで変わらなかった。これが訳者ちがいの妙だけれど痛しかゆしです。

  • W-G さん

    中1の時の初クイーンがコレ。5回目の再読になる。地味に人生で一番多く読んでる本。最初はトリックがどうしても理解出来ず苦しんだので、解説で図解をつけた事にただただナイス。傑作というつもりもなく、今読んでも苦しい部分が多いが、どこか気になるこの作品。そう、冒頭で提示される謎が圧倒的に魅力的なのだと再認識。私の記憶が消えて「クイーンの作品から、あらすじを見て好きな一冊を選びなさい」と言われたら、きっと何度でもこの作品を選ぶだろう。チャイナ蜜柑の始まりで占星術殺人事件の着地。そんなのが私の本格ミステリ理想系。

  • NAO さん

    クイーンの国名シリーズ。殺された男が待合室でタンジェリン(チャイナ蜜柑)を食べたことや被害者が訪ねてきたドナルドが中国切手の収集家であることから、エラリーは、事件と中国の関係性を疑うようになる。「何もかもが逆」というのが中国っぽいというのだ。「何もかもが逆」というのが中国っぽいとはちょっとこじつけすぎる気もするのだが。作者は、中国の切手にまつわるミステリというだけでは派手さが足りないと思ったのだろうか。

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エラリー・クイーン

1905年ニューヨーク生まれ。同い年のいとこ、フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの共同のペンネーム。「エラリー・クイーン」のシリーズや、バーナビー・ロス名で書いた『Xの悲劇』『Yの悲劇』などが有名

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