エマニュエル・トッド

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最後の転落

エマニュエル・トッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894348943
ISBN 10 : 4894348942
フォーマット
出版社
発行年月
2013年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
492p;20

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読書メーターレビュー

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  • nbhd さん

    70年代半ばにソ連の崩壊を予言したっていうトッドさんの初期研究がこの本だ。500ページもあって、ぶ厚すぎるので気になるところと解説を拾い読み、で、「予言」の箇所を見っけた→[p.411]「保健衛生条件の退行と変死死亡率の上昇は、まさに危機の最初の顕現に他ならないということは、今からすでに断言することができる。未来学というのは、難しい技術である。とはいえ、ソ連については、事は『予言』の問題ではなく、『観察』の問題になっている。世界最初の共産主義システムの崩壊は、すでに始まっている」(1978年)。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    図書館本1976年初出の邦訳。「共産主義は長く、ファシズムは短い」の節(101頁〜)に目が留まる。ジャスミン革命やアラブの春が東伝していったが、何十年も独裁者が君臨していたのは共通していた。独裁の長期化原因が問われる部分。昨日読んだ4月1日号TIME誌にはハンガリーのユダヤ人の苦悶が書かれていた。本著では第1部第2章にハンガリー登場。革命は初動的富裕化局面で生じる傾向(141頁)。ほほぅ。ハンガリーでは文学部学生が社会学学徒のためにP.ブルデューを邦訳(218頁)。当該自殺率は革命期で最低値(274頁)。

  • takao さん

    1976年25歳の処女作。ソ連の崩壊を予言 県立 p.51 西ヨーロッパでは、警官の定員数と社会・政治的緊張の間には極めて厳密な相関関係を観察することができる。多いのはフランス、イタリア、少ないのはスカンジナビア諸国。

  • 人生ゴルディアス さん

    乳幼児死亡率からソ連の崩壊をいち早く見抜いた書! という触れ込み。結果論だろと言いたくなる気もするけれど、そのことを差し引いてもものすごく面白くて一気に読んでしまった。本書には、自分がほかのソビエト関連の本で得た知見がぎっしりつまってて、後世の人らはみんなこれを読んでからソビエトを論じたのかな、と思った。また著者本人も言うように、本文には若者特有の自信がみなぎっている。しかも、それが嫌味な感じじゃなくて、わくわくさせるものだからすごい。あと、認知心理学の本かと思うくらい、人間に対する鋭い洞察に満ちている

  • こずえ さん

    ソ連が未だ健在だったときに、人口学的手法で崩壊すると説いたトッドの著。 なぜか日本ではあまり知られていないが、統計学や政治経済学の知識がある程度ある人なら読んで楽しいと思う。 彼のほかの著作も斬新な切り口で書かれている。 ほかには帝国以降といい冷戦後にアメリカ一強ではなくなるという本がおすすめ

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